MotoGP:アプリリアが新型マシン投入。トップタイムはKTMのペドロサ/セパン・シェイクダウンテスト初日

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2020年02月03日 12:21  AUTOSPORT web

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アプリリア・テストライダーのブラッドリー・スミス
2月2日(日)より3日間、MotoGPシェイクダウンテストがマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで始まった。7〜9日に行われるオフィシャルテストに向けて、各メーカーのテストライダー、ルーキーのアレックス・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)、そしてコンセッションの優遇を受けるKTMは、レギュラーライダーのポル・エスパルガロ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)も参加した。

 初日トップタイムをマークしたのは、KTMテストライダーのダニ・ペドロサ。KTMでセパンを走るのは、今回が初めてだが、もともと得意としているコースだけに、さすがの走りでテスト項目をこなしていた。タイムは2分00秒625。

 2番手にドゥカティテストライダーのミケーレ・ピロが2分00秒642、3番手にスズキテストライダーのシルバン・ギュントーリが2分01秒220で続き、ルーキーのアレックス・マルケスが2分01秒317で4番手につけた。以下、ブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)が2分01秒616、ステファン・ブラドル(ホンダ・テストライダー)が2分01秒637、ブラッドリー・スミス(アプリリア・テストライダー)が2分02秒760、ロレンツォ・サバドーリが2分04秒888と続き、津田拓也は走行しなかった。

 またヤマハのテストライダーに就任し、注目を集めているホルヘ・ロレンソは、サーキットに登場せず。関係者の話によると4日(シェイクダウンテスト3日目)に走るという情報もあり、3日も走るかは不明となっている。

 ヤマハは、例年通り全日本JSB1000の中須賀克行、野左根航汰、前田恵助が、アジアロードレース選手権(ARRC)のブロック・パークスと伊藤勇樹もYZF-R1でテストに参加した。

「2020年型になり、ライド・バイ・ワイヤーになるなど細かい部分での変更があったので、その確認を行いながら周回を重ねました。フィーリングは、いいので開幕戦に照準を合わせて行きたいですね」と中須賀。

 中須賀は、2分03秒2とスーパーバイクではトップタイムをマーク。野左根が2分03秒4、前田は、マシントラブルがあり思うように周回を重ねることができずに2分06秒0。パークスが2分06秒8、伊藤が2分07秒4となっている。

 中須賀は、3日の午前中までJSB1000仕様のYZF-R1をテスト。その後に、MotoGPマシンのテストを行う予定だ。

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