向井理、家族に秘密や隠し事はしない「健全な生き方をしようと思ってます」

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2020年02月04日 17:00  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

向井理 撮影/廣瀬靖士

「嘘や隠し事はしないほうですね。僕、家に帰ったら、家族にその日にあったことを全部話すんですよ、聞かれてもいないのに(笑)。

 今はドラマの現場と家の往復の毎日ですし、いろんなことを秘密にできる時代でもなくなっているので、だったら最初から持たないほうがいいかなと。健全な生き方をしようと思ってます」

役に重ねる娘の未来

 ドラマや映画のみならず、舞台にナレーションにと幅広いジャンルで活躍し続ける俳優の向井理(37)。現在はドラマ『10の秘密』で、妻に離婚を切り出されシングルファーザーとなった主人公・白河圭太役に挑戦中。ベールに包まれていた登場人物たちの欲望が次々と暴かれていく本格サスペンスだ。

「昨年から撮影は始まったんですが、5回くらい雨で撮影がなくなったりと天気に悩まされることが多いんです。そういう意味ではスケジュールはハードですね。それと、裸足のシーンが多くて。寒空の中をしょっちゅう裸足で走り回っているので、足の裏もちょっとハードです(笑)」

 14歳の娘の誘拐を発端に、登場人物たちのさまざまな“秘密”が明らかになっていく本作。私生活では2児の父である向井は、今回の父親役を演じるにあたり、こんな思いを抱いてしまうという。

「うちの子どもたちは、まだひとりで学校に行くことも考えられないくらい小さいですけど、いつかは知らない人と会っていたり、秘密を持つようになるのかなって思ったり。

 娘が反抗してくるシーンもあるんですが、“こういう日が来るのかな”と考えさせられることもあります」

実は2度目の大河ドラマ

 そんな向井自身は、2月7日で38歳。デビュー以来、数々の作品に出演してきたが、「やっとこの仕事に慣れた感じもありますが、慣れない部分もまだあるんです」と語る。

「僕のデビューは2006年に放送されたCMで、通勤するサラリーマンの役だったんです。そのとき、スタッフやエキストラを含めると50〜60人くらいが現場にいたんですが、それが一斉に動き出して撮影したりする様子を初めて見たとき“これが日常なんだ”って驚いたのと同時に心に違和感を覚えて。

 こんな大勢の人たちがバタバタと動く様子って体育祭以来、見たことなかったので、すごく非日常的な光景に映ったんですよ。いまでも、現場に来るとその感覚はありますし、ずっと慣れないんだろうなって思います」

2度目の大河に挑戦
「初めての時代劇が大河ドラマで、『江〜姫たちの戦国〜』だったんです。その現場で1からすべてを教わって、そこからドラマや映画、舞台で時代劇をやるように。それが9年ぶりにまた『麒麟がくる』で足利義輝役で出演させていただくことになり、なにか恩返しができればというか、そういう思いで取り組んでいます。撮影はまだ続きますが、自分がなぜ呼ばれたのかをちゃんと考えて、与えられた役割をきちんと果たしたいですね」

最近コレを買いました
「ロングコートを買いました。子どもがいて行事にも出かけたりするようになったし、間もなく38歳にもなり、これまでちゃんとしたコートを持っていなかったので、一気に3着も。会社員の方が着るようなグレーでベーシックなタイプのものや、デニム地のコートも買いました。お正月に奮発して買ったので、長年使いたいと思います」

テンションの上がる瞬間
「ラグビーはテンション上がりましたね。父親がやっていたのと、僕の母校が明治で応援したりしていたから、ラグビーは昔から好きで。あとは、家で見るバラエティー番組。仕事が終わって10時〜11時くらいから家にいることが多いので、その時間から。お酒を飲み、いろいろひとり言を言いながら見ています(笑)」

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