激務続く中国の医療関係者 顔には医療用ゴーグルで締め付けられた跡

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2020年02月06日 17:52  Techinsight Japan

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防護服を着たまま仮眠する医師ら(画像は『聯合新聞網 2020年2月1日付「醫護人員力抗武漢肺炎!「席地而睡」照片曝光引討論」(圖/取自微博)』のスクリーンショット)
新型コロナウイルスの感染者数は日に日にその数を増し、日本時間6日17時の時点で28,268人、死者数においては565人と発表されている。中国政府は武漢市内に10日間で専門病院を建設し、全国から医療関係者6000人を送りこむなどして対応にあたっているが、医療関係者の疲労は限界に達しているようだ。

新型コロナウイルスの治療にあたる医療関係者の写真が、中国のSNS「Weibo(微博)」に投稿され拡散している。これまでにもトイレに行く時間さえ確保できず、オムツを着用して働く医師らの様子が伝えられていたが、現場の疲労はピークに達しているようだ。

先月の末頃からSNSで拡散している写真には、医療用ゴーグルの跡がくっきりと残る医療関係者の顔が写っており、なかには皮膚が青紫色に変色したりかぶれたりして絆創膏をしている者さえいる。またスタッフルームと思われる場所では防護服を着たまま床で横になる者や、机に突っ伏して眠る者、椅子の背もたれに頭を乗せたまま爆睡する者までいた。

これらの写真を見た人々からは「これは酷い」「彼らこそヒーロー」「医師や看護師は体力勝負。それでも限界はある。早急にケアしてあげて」「彼らが倒れないか心配」「政府の対応が遅すぎる」「早く収束することを願う」など医療関係者を激励する声とともに、激務を懸念する声が多数あがっている。

なお中国政府は、医療関係者のストレスを軽減するための専門のスタッフを送り込んでいることを公表しており、身体だけでなく心のケアにも対応していることを強調している。しかしながら「防護服が足りない」「眠る時間もない」「人手不足」といった過酷な状況が解消されない限り、現場のストレスが減ることはなさそうだ。

画像は『聯合新聞網 2020年2月1日付「醫護人員力抗武漢肺炎!「席地而睡」照片曝光引討論」(圖/取自微博)』『Metro 2020年2月5日付「Medics left with sore marks all over their skin from coronavirus face masks」(Picture: AsiaWire)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

このニュースに関するつぶやき

  • こんな写真を公開し始めたのは、チャンコロ共産党が国際支援乞食に方針転換する兆候だろうなw 少数民族弾圧、周辺国侵略、国際ルール逸脱のヤクザテロ国家にびた一文も支援は要らんぞw
    • イイネ!6
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