岡村隆史、『麒麟がくる』クランクイン初日を振り返る 「大河には魔物がいます」

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2020年02月08日 14:02  リアルサウンド

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リアルサウンド

『麒麟がくる』写真提供=NHK

 毎週日曜日に放送されている大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK総合)。第4回「尾張潜入指令」の放送を前に、菊丸役の岡村隆史よりコメントが寄せられた。


 本作は、大河ドラマ第29作『太平記』の池端俊策が脚本を手掛けた戦国時代劇。織田信長の家臣として知られ、日本史の一大事件のひとつ「本能寺の変」を起こした智将・明智光秀を主役とし、その謎めいた半生に光を当てていく。


 岡村が演じる菊丸は、光秀が美濃で出会った三河出身の農民。神出鬼没で、敵か味方かわからないが、常に光秀の危機を助ける。


 第4回では、今川との戦いで尾張の織田信秀(高橋克典)は瀕死の重傷を負う。その知らせを受け、斎藤道三(本木雅弘)は、尾張へ向かうという東庵(堺正章)に、天敵・信秀の容態を秘密裏に探るように命じる。光秀(長谷川博己)と菊丸(岡村隆史)も加わり、三人は尾張・古渡城へ潜入する。


●岡村隆史(菊丸役)コメント


ぼーっとNHKに来ていたらどえらい仕事が舞い込んできました(笑)。『チコちゃんに叱られる!』をやっていてよかったです。朝ドラを狙っていたので、まさか大河ドラマでオファーがくると思っていませんでした。ビックリしました。


クランクイン初日はガチガチに緊張して真っ白になってしまいました。前日にセリフを完ぺきに覚えて臨んだのですが、本番が始まる前になるブザーの音が大きすぎて、セリフが全部飛びました。自分が考えていたキャラクター設定も間違っていて、「どないしよう!」ってなりました(笑)。いろんな方から声をかけていただき、「いつものバラエティーの感じでやってもらっていいんですよ」などアドバイスをいただき、なんとか落ち着きました。初日は「えらいもん引き受けてしまった」と、ゾッとしました。4回くらいで死んでもいいなと(笑)。大河には魔物がいますね。


菊丸は、単純で明るい農民です。息をのむような緊張感のあるシーンが多いですが、菊丸が光秀や駒(門脇麦)と一緒にいるシーンはコミカルなので、菊丸が出てくるとほっと一息つける、そんなキャラクターになれればいいなと思っています。


ただ、菊丸にはちょっと謎な部分もある気がして……スタッフさんに聞いてみたのですが、みんな目をそらして誰も教えてくれません(笑)。「歴史の勉強はしなくて大丈夫です」「そのままでいいです」と言われています。


(リアルサウンド編集部)


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