北大阪急行電鉄、開業50周年・大阪万博50周年記念のラッピング電車

北大阪急行電鉄は2月24日に開業50周年を迎えるにあたり、昨年10月から実施している「開業50周年事業『北急家族(きたきゅうふぁみりー)PROJECT』」の一環として、1970年大阪万博50周年と北大阪急行開業50周年を記念したラッピング列車を2月24日から運行する。

今回のラッピング列車は、北大阪急行電鉄が1970年3月に開幕した「日本万国博覧会(大阪万博)」への観客輸送のため、江坂〜万国博中央口間で開業したことにちなみ、企画された。

1970年3月に開幕した大阪万博のパビリオン(展示館)などの写真を大阪府から提供を受け、北大阪急行電鉄マナーキャラクター「北鳩家族(きたきゅうふぁみりー)」が当時の大阪万博に訪れる様子を描いている。50年前の思い出を懐かしんでもらうとともに、当時を知らない世代にも1970年の大阪万博と北大阪急行電鉄の歴史を知ってもらえるきっかけとなるようにデザインされた。

車体ラッピングは、9001×10両編成のうち9001号車と9901号車(いずれも先頭車両)に施される。運行期間は2月24日から9月30日まで。地下鉄(Osaka Metro)御堂筋線にも乗り入れ、千里中央〜なかもず間で運行される。（木下健児）