天皇杯王者・神戸、ACL初陣を白星で飾る…小川慶治朗はハットトリック達成！

AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節が12日に行われ、ヴィッセル神戸はジョホール（マレーシア）と対戦した。

　天皇杯JFA第99回サッカー選手権大会決勝戦で鹿島アントラーズを下し、ACL出場権を手にした神戸。ジョホール戦ではアンドレス・イニエスタ、トーマス・フェルマーレン、酒井高徳らがスタメンに名を連ねた。

　先手を取ったのは神戸。13分、イニエスタのロングパスに抜け出した小川慶治朗がワンタッチで右隅に流し込み、先制に成功した。神戸は27分にPKで失点を喫し、試合は振り出しに戻った。しかし、同点直後の28分に古橋亨梧のシュートがネットを揺らし、再び勝ち越すことに成功した。

　後半に入り58分、イニエスタのパスを受けた酒井が中央に折り返すと、再び小川が左足ワンタッチで流し込み、神戸がリードを2点に広げた。さらに65分、右サイドを駆け上がったドウグラスがGKとの1対1を制して、追加点を挙げた。72分にはイニエスタのクロスに小川が頭で合わせ、ハットトリックを達成した。

　試合はこのまま5−1でタイムアップを迎えた。次節、神戸は19日に水原三星（韓国）と対戦する。

【スコア】
ヴィッセル神戸　5−1　ジョホール

【得点者】
1−0　13分　小川慶治朗（ヴィッセル神戸）
1−1　27分　サファウィ・ラシド（PK／ジョホール）
2−1　28分　古橋亨梧（ヴィッセル神戸）
3−1　58分　小川慶治朗（ヴィッセル神戸）
4−1　65分　ドウグラス（ヴィッセル神戸）
5−1　72分　小川慶治朗（ヴィッセル神戸）