バルセロナは15日、クラブ公式ツイッターが一時的にハッキング被害にあったことを報告した。
バルセロナは15日にリーガ・エスパニョーラ第24節でヘタフェとホームで対戦。フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンとスペイン代表DFセルジ・ロベルトのゴールにより、バルセロナは上位対決を2−1で制した。
ヘタフェ戦後、バルセロナの公式ツイッターが世界的ハッカー集団『OurMine』に乗っ取られた模様だ。スペイン紙『マルカ』によると、バルセロナ公式ツイッターには、『OurMine』により次のようなツイートが投稿されたという。
「我々はOurMineです。これは2回目のハッキングです。セキュリティは優れていますが、最高のセキュリティとは言えないですね。アカウントのセキュリティを改善したいならば、お問い合わせください」
またその後、「我々はいくつかのプライベートメッセージを読ませていただきましたが、ネイマールがバルセロナに戻ってくるようです」と、PSGに所属するブラジル代表FWネイマールに関するツイートが投稿された模様だ。
サウジアラビアを拠点とするハッカー集団『OurMine』は、過去にもFacebook創設者のマーク・ザッカーバーグ氏や、ツイッター社の現CEOジャック・ドーシー氏のアカウントをハッキングするなど、数々の著名人をターゲットにハッキングを続けている。
バルセロナの公式ツイッターは現在復旧し、「我々のアカウントが乗っ取られていたため、クラブ外からのメッセージが表示されました。この件を報告して、投稿は削除しました」と明かし、「今後はこのようなことがないように改善し、メンバーやファンに最高のサービスを保証します。ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます」とコメントを残した。