谷原章介、『麒麟がくる』三淵藤英について語る 「藤孝との考え方の違いにも注目」

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2020年02月16日 20:51  リアルサウンド

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『麒麟がくる』写真提供=NHK

 毎週日曜日に放送されている大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK総合)。2月16日放送の第5回より登場した、谷原章介よりコメントが寄せられた。


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 本作は、大河ドラマ第29作『太平記』の池端俊策が脚本を手掛けた戦国時代劇。織田信長の家臣として知られ、日本史の一大事件のひとつ「本能寺の変」を起こした智将・明智光秀を主役とし、その謎めいた半生に光を当てていく。


 谷原が演じる三淵藤英は、室町幕府末期の幕臣(将軍奉公衆)。光秀(明智光秀)の盟友・細川藤孝(眞島秀和)の異母兄でもある。 幕臣として、将軍・足利義輝(向井理)、足利義昭(滝藤賢一)に仕える。


 谷原から寄せられたコメントは下記の通り。


●谷原章介(三淵藤英役)
三淵藤英は、武士の棟梁(とうりょう)である将軍を中心に、乱れた世を安寧に導くにはどうすればよいのかを常に考えているキャラクターです。弟の細川藤孝は、とても理想に燃えていて、どんどん突き進む、情にも厚いタイプですが、藤英はどちらかというと現実を見ていて、バランスをとるタイプだと思います。


国を安寧に導きたいという思いは光秀や藤孝と同じですが、藤英は彼なりの考えを貫きます。それぞれのアブローチの仕方や考え方の違いにも注目して、ご覧いただけたら嬉しいです。


僕個人は、藤孝より藤英に似ている気がしますね。池端先生は、藤英の役を僕のイメージで当て書きしてくださっているそうです。このキャラクターにはこの人が合っていると見抜かれていて、すごいなと思いますし、とても嬉しいですね。


吉田鋼太郎さんとは舞台でもご一緒したことがあり、久しぶりの共演ですが、とても楽しいです。リハーサルでもお互いが影響されあって、その都度お芝居が変化していくので、とてもやりがいがあります。


向井理さん演じる足利義輝は、貴族ではないですが、公家のような品の良さがあり、すてきですね。 義輝は人が良い故の弱さもありますが、そんな義輝を、男気あふれる熱血漢の藤孝と、冷静に政治的な動きもできる藤英が支えることで関係性が成り立っていくんだと思います。義輝・藤英・藤孝の3人でこれから進んでいくのかと思うと、とても楽しみです。


(リアルサウンド編集部)


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