JR西日本「ノスタルジー」車両を「国鉄急行色」に変更、イベントも

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2020年02月17日 20:12  マイナビニュース

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JR西日本岡山支社は17日、「ノスタルジー」車両2両を「国鉄急行色」に塗装変更すると発表した。あわせて「ノスタルジー」車両による「入区体験列車」の運行、「国鉄急行色! 復刻イベント」と「推薦産業遺産モニュメント」除幕式の開催も発表された。

岡山支社では2016年の岡山デスティネーションキャンペーンを契機に、気動車を昭和30〜40年代の懐かしいカラーリングに塗装した上で「ノスタルジー」車両として運行し、地域住民とともに沿線の活性化に取り組んでいる。

今回、津山市からの要望を受け、津山・美作エリアへのさらなる観光誘客の一環として、「ノスタルジー」車両2両(キハ47形2両編成)の塗装を同年代に運行していた赤色とクリーム色の懐かしいツートンカラー「国鉄急行色」に変更する。

「国鉄急行色」の「ノスタルジー」車両は2月29日から運行開始。初列車は津山線の快速「ことぶき」として、岡山駅6時35分発・津山駅7時52分着で運行される。同日に姫新線「雛まつり列車」として、新見駅12時0分発・津山駅16時30分着で運行予定。通常は津山線と姫新線の一部区間(津山〜中国勝山間)で運行される。

「ノスタルジー」車両の塗装変更を記念したイベントとして、3月20日に「津山まなびの鉄道館」横の車両留置線への入区を体験乗車できる「入区体験列車」を実施。津山駅を12時18分頃に発車し、「津山まなびの鉄道館」前に12時30分頃に着く。同日の13時30分頃から、「津山まなびの鉄道館」にて「国鉄急行色! 復刻イベント」も開催。その後、「旧津山扇形機関車庫と転車台」が昨年6月2日に産業考古学会の「推薦産業遺産」に認定されたことを記念した「推薦産業遺産モニュメント」の除幕式を行う。(木下健児)
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