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山田杏奈の演技センス、見事に開花! 『10の秘密』終盤に向けてつながり始めたこれまでの謎

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2020年02月19日 06:01  リアルサウンド

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写真『10の秘密』(c)カンテレ
『10の秘密』(c)カンテレ

 10年前の火事で亡くなったのが翼(松村北斗)の母親であることを知った圭太(向井理)だったが、火事で逃げ遅れたのではなく殺されたのだと、あの日起きた出来事を語り始める翼。それを聞いた圭太は、翼の母と揉めていたという男を見つけ出せば、瞳(山田杏奈)が負い目から解放されるのではないかと考え、一緒に捜そうと翼に提案するのである。2月18日放送のカンテレ・フジテレビ系列火曜ドラマ『10の秘密』第6話は、これまで散らばってきたパズルのピースが終盤に向けて少しずつつながり始めるエピソードとなった。


参考:【ほか場面写真多数】向井理を振り切る山田杏奈


 圭太に奪われた3億円を何とか取り返そうと由貴子(仲間由紀恵)は、瞳を取り込んで利用するために圭太が悪い人と関わっていると吹聴する。そんななか、圭太のもとを訪ねてきた宇都宮(渡部篤郎)は、由貴子に関する情報を提供することなどを見返りに帝東建設の偽装建築の件をマスコミにリークして、すべての罪を社長の長沼(佐野史郎)に着せてほしいとお願いする。しかし圭太は「一桁下の人間には下の人間なりの意地がある」と、宇都宮に手を貸すことを拒否するのだ。


 翼と10年前の真実にたどり着くために手を組み、また秘密の共有者として菜七子(仲里依紗)や、金の隠し場所を提供する施工業者の男など着実に仲間を増やしていく圭太に対し、孤独な戦いを強いられている由貴子。瞳を取り込もうと画策するも、圭太によって誘拐の件を明かされ、否定することもなく封じ込めていた感情をさらけだす由貴子。その結果、母親からも裏切られ、また父親にふたたび頼ることもできなくなった瞳は、「もう誰も信じない」と完全に心を閉ざしてしまうことになるわけだ。


 改めて今回のエピソードを通して、瞳を演じる山田杏奈の演技センスが垣間見えたことは言うまでもない。由貴子に連れられて行った店でスイーツを見るや一瞬で顔を綻ばせたと思えば、深夜にこっそりと家に忍び込むシーンで圭太に見せる反抗的な視線。そして由貴子に裏切られた時の感情を爆発させる所作から、その後の生気を失った表情まで。実年齢よりも若い、というよりも幼い役柄を演じる上で、単にその設定に甘んじるのではなく微細な部分に至るまでその世代特有の感情のぐらつきを体現していると見受けられる。昨年頃から女優として急成長を遂げた彼女だけに、このまま振り回されるだけの役に留まることなく物語をかき回してくれれば、と願うばかりだ。


 さて、終盤で例の別荘地の管理事務所を訪れ、当時の広報誌を調べていた翼は、かつて進められていたリゾート開発計画を宇都宮が担当していたということに辿り着く。これで10年前の火災の一件と、現在の時系列で進んでいるすべての件が完全にひとつなぎにされたことになる。宇都宮が翼の母親を殺した犯人であるとするならば、由貴子が帝東建設の顧問弁護士になったのも何かの思惑があってのことなのだろうか。 (文=久保田和馬)


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