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優秀な人材が集まらない… そう嘆く前に、小さな会社がやるべきことは?

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2020年02月19日 06:41  ダ・ヴィンチニュース

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ダ・ヴィンチニュース

写真『改訂新版 小さな会社の人を育てる人事評価制度のつくり方』(山元浩二/あさ出版)
『改訂新版 小さな会社の人を育てる人事評価制度のつくり方』(山元浩二/あさ出版)

 優秀な人材が集まらない。むしろ、どんどん辞めていく…。毎日のように転職サイトの広告を目にする「売り手市場」の今、多くの会社で同じようなことが起きているだろう。大企業ならそれでも人はくるだろうが、知名度が低い中小企業はそうもいかない。何をすれば、優秀な社員を増やせるだろうか。

【あわせて読みたい】イケてない人事部には「一貫性」がない! リクルート、ライフネット生命の人事セオリー

 本書『改訂新版 小さな会社の人を育てる人事評価制度のつくり方』(山元浩二/あさ出版)は、「今いる社員を育てる」ことでその課題の解決を試みる。なにも優秀な人材を採用することだけが、組織を強くする方法ではない。社員の成長につながる人事評価制度を作り、育った社員に活躍してもらえばよいのだ。

 著者が掲げるのは「ビジョン実現型人事評価制度」。その名の通り、会社の経営計画やビジョンに沿って、人事評価を行う制度だ。単に賞与を増やしたり、社員の自己実現を推奨したりするだけでは、必ずしも会社の成長にはつながらない。人事評価制度は、組織を発展させ、経営計画を実現し、組織を発展させるためのもの。だからこそ、会社の目標から人事評価制度に落とし込む必要があるのだ。

 

10年後、社員にはどうなっていてほしいか?

 目指すべき人材像を具体的に示さなければ、社員はどう成長していいかわからなくなってしまう。会社の事業計画やビジョンから、どんな人材が会社に必要なのかを考えよう。まずは、会社の10年後の目標と現状を照らし合わせ、解決すべき問題がどこにあるのかを洗い出す。

 そして、どんなスキルや能力を持つ人材なら、それを乗り越えられるのかを考える。これを職位別に決めていけば、おのずと育てるべき人材像が見えてくる。

 

「どう育ってほしいか」を評価に落とし込む

 今度は、その人材像をきちんと評価に落とし込もう。いくら理想を掲げても、評価と連動していなければ、社員はその方向には成長してくれない。面談を通じて、個人レベルで理想と現実のギャップをすり合わせる。そこから、次の期では何を伸ばすべきかを決める。それが達成できたらきちんと高い評価を与える。繰り返していけば、理想の人材へと近づいていくはずだ。

 すべてを紹介しきれなかったが、本書の内容は、ビジョンの策定から実際の制度運用までを網羅した、とても実用性の高いものになっている。本稿で「ビジョン実現型人事評価制度」に共感した方は、ぜひ本書を手に取り、実際の制度改善に役立ててほしい。中小企業で「あるある」な失敗と対処法も掲載されているから、大いに参考になるだろう。

 人事評価制度は、社員にとっての道しるべのようなもの。何が評価されるかによって、日々の働き方は大きく変わる。制度が変われば、人が変わる。そして、人が変われば、会社が変わる。本書は、あなたの会社を変える力を秘めているのだ。

文=中川凌

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  • 中小零細の社長の言葉「この会社を大きくしたいわけじゃない」ってのは何の屁のツッパリにもならん。やはり必要な投資(設備投資)は必要だしね。EMCだと1個1個の設備(測定器)は時価数千万円はする。
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