『いきなりマリッジ3』第14話ーー出会って12日目、新郎への“ある不満”が爆発して新婦が家出!?

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2020年02月19日 11:22  リアルサウンド

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『いきなりマリッジ3』(c)AbemaTV

 初対面の男女が出会ったその日に婚姻届を書き、そのまま30日間の“新婚”生活を送る“新婚”観察リアリティーショー『いきなりマリッジ』待望の第3シーズン。「ハイスペ夫婦編」第5話が、2月15日よりAbemaビデオにて配信されている。


(関連:『いきなりマリッジ3』第13話ーー出会って6日目で新婚旅行、新郎新婦それぞれの問題点が浮き彫りに?


 「自分のことしか見てないというか」


 “新婚”生活11日目の夜、新郎タケル(33歳)と新婦ナツキ(29歳)の間に亀裂が走る。“新婚”旅行先でナツキが口にしたタケルへの唯一の不満が蓄積してしまったのだ。


 “新婚”生活8日目。タケルとナツキはガイドに連れられ、乳白色の海・ミルキーウェイへとやってきた。美肌効果があるという海底の泥を取るため、大奮闘する二人。取った泥を全身に塗りこむ二人の姿は、とても楽しそうだ。はしゃぐタケルは、泥をナツキの顔に塗りたくったり、背中に投げつけたり、彼女を船から蹴り落としたりとやりたい放題。このタケルの過激な行動にハラハラした視聴者も少なくないと思うが、ナツキもやられてばかりではない。仕返しにタケルを海に沈め、楽しそうに笑っていた。


 タケルにとって泥ではしゃいだ時間は思い出深いものになったようで、ディナーの席でも「なっちゃんが(強めの)ノリに答えてくれたの嬉しかった」、「二人でバカできるのが楽しかった」と声を弾ませる。タケルにとってナツキとのやりとりは、自分が描いている理想の夫婦像にマッチしているようだ。


 しかし、ナツキには気になる点が一つだけあった。それは、レディーファーストではないタケルの言動。「唯一ね、あるとしたら」と前置きをした上で、ナツキは買い物へ行ったときのエピソードを語り始める。ナツキがドアを開けると、当たり前のように先に店へ入ってしまうタケル。ナツキを置いてどんどん先へ行ってしまったタケルに不満を感じたようだ。ただ、ナツキらしいのが、「塵積もっていくなって思って」と、感情が爆発する前に思ったことをしっかりと本人に伝える、その姿勢。彼女のまっすぐな向き合い方もあってか、「そういうの言ってくれるのありがたい」とタケルは冷静にナツキの気持ちを受け止めていた。


 その後のインタビューで、タケルは「なっちゃんの本音を聞けた感じがしました」と振り返る。「今までの人(男性)はこうだった、ってのはちょっと引っかかりますけど」と小さく不満の声を漏らしつつも、「レディーファースト的なものは、確かにアタシも疎かだった」「なっちゃんのキュンキュンする男性(のような言動)にはしていきたい」とナツキの思いに答えようとする姿勢を見せた。


 パラオから帰ってきたタケルとナツキ。二人はお土産に、ペアのマグカップとお揃いのTシャツを買っていた。“新婚”生活10日目、番組スタッフに「新婚旅行終わってどうですか?」と聞かれたナツキは、「ちょっとずつ慣れてきました。一人じゃないことに慣れてきました」「一人だったら、ビールでつまんで終わっちゃうところなんですけど、なかなか楽しいかも」と笑顔を見せ、“新婚”生活が順調だということを感じさせる。一方タケルは、同様の質問に「色々落ち着いてきたので。次のステップへ進みたい。より(関係を)深めていきたい」と話していた。


 タケルとナツキの「おかえりだよ〜」「ただいまだよ〜」のやりとりや、ナツキがお揃いのTシャツにご飯をこぼしたとき、タケルが「ちょっと〜しょっぱなからこぼさないでよ」とツッコミを入れる様子やそれに対してナツキが笑ってごまかす姿はとても可愛らしく、二人の親密さが増したように思えた。


 しかし、そんな二人に事件が起こる。


 “新婚”生活11日目。タケルは、ナツキが参加するポールダンスのイベントを観に行くことに。ナツキがポールダンスをイキイキと踊る姿を、楽しそうに見つめていたタケル。タケルはナツキの先輩と挨拶したとき、「日々の疲れはこっちが癒すんで」と頼り甲斐のある発言をしていた。ナツキとの帰り道では「今んとこ、かっこいいとこしか(見せて)ないねえ」と言う彼女に、タケルは「酔っぱらって甘えん坊ななっちゃんも見てるよ」と微笑む。ナツキが満面の笑みで「一緒に帰れてよかった」とこぼす姿からも、仲睦まじい様子が伝わってきた。


 だが翌朝、番組スタッフがタケルの元へ行くと、ナツキが帰ってこなかったことが判明する。昨晩、タケルの知り合いがいるバーに立ち寄った際、互いの気持ちについて打ち明ける中で、「レディーファーストみたいなのが全然できてないじゃん」「気持ちを感じない」とナツキから言われてしまったという。話し合いもできぬまま、タケルは二泊三日の大阪出張へ行くことに。


 番組スタッフは、ナツキに事情を聞いた。ナツキ曰く、タケルの知り合いがいるバーで、タケルはナツキの紹介もせずに知り合いと話し始めてしまったようだ。ナツキは「わたしはすごく居心地悪くて」「わたしのことを連れて行ったのに紹介もしないし、スタスタ先行ってしまうし、冷たって思って」と本音を吐露。そのまま立ち去ってしまった。


 ナツキが“新婚”旅行先で伝えたタケルへの不満。タケルは“新婚”旅行先で「レディーファースト的なものが疎かだった」と反省していたが、指摘された点をすぐに改善するのは難しいのかもしれない。しかしナツキにとって、指摘したのに変わらないのは許せなかったようだ。「(タケルは)自分のことしか見てない」と呟いたナツキ。二人は“新婚”生活を継続できるのだろうか。(文=片山香帆)


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