ドキュメンタリー『ハニーランド 永遠の谷』ポスター公開 自然と共生する女性養蜂家の姿が

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2020年02月19日 12:02  リアルサウンド

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『ハニーランド 永遠の谷』(c)2019, Trice Films & Apollo Media

 今春、アップリンク渋谷・アップリンク吉祥寺にて公開されるドキュメンタリー映画『ハニーランド 永遠の谷』より、ポスタービジュアルが公開された。


参考:第92回アカデミー賞国際映画賞&ドキュメンタリー映画賞ノミネート 『ハニーランド』今春公開


 本作は、ギリシャの北に位置する北マケドニアで作られたドキュメンタリー。昨年のサンダンス映画祭でもグランプリを含む最多3冠、アカデミー賞の前哨戦ともいえる全米映画批評家協会賞やニューヨーク映画批評家協会賞でも最優秀ノンフィクション賞を受賞するなど、これまでに各国の映画祭などで30以上の受賞を重ねている。第92回アカデミー賞では長編ドキュメンタリー賞と国際映画賞2部門にノミネートされ、ドキュメンタリー作品が国際映画賞にノミネートされるのは史上初となった。


 北マケドニアの首都スコピエから20キロほど離れた、電気も水道もない故郷の谷で、寝たきりの盲目の老母と暮らすヨーロッパ最後の自然養蜂家の女性。「半分は自分に、半分は蜂に」それが持続可能な生活と自然を守るための信条だ。そして、突然トレーラーで押し寄せた見知らぬ家族、子供たちとの交流、貪欲と病気、破壊と再生。3年の歳月と400時間以上の撮影から生み出された、人間の、自然の、存在の崇高さと美しさに満ちた希望の物語を映し出す。


 公開されたビジュアルは、主人公ハティツェが、ハチの巣からハチを放って、蜜を取りに行かせている姿が。自然の中に溶け込むかのようなハティツェの姿が切り取られており、「半分はわたしに、半分はあなたに」とコピーが添えられている。(リアルサウンド編集部)


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