新型肺炎流行を受けてベイスが代替生産先の紹介支援を開始、丸井グループ新会社もサポート

ネットショップ作成サービス「ベイス（BASE）」を運営するBASEが、新型コロナウイルス感染被害の影響で中国などでの商品製造が難しくなったアパレルブランドに対し、日本国内外への代替生産先の紹介支援を開始すると発表した。

　アパレル業界では中国に生産拠点を置くブランドや企業は多く、新型コロナウイルス感染被害の影響で生産納期の停滞問題が懸念されている。ベイスの利用ブランドからも「商品の仕入れができなくなった 」「別の地域でも製造ラインを確保したいがどうすれば良いかわからず困っている 」「生産体制の停滞で受注販売の期間内に商品を発送できない」といった声が寄せられているという。今回の取り組みでは、ベイスユーザー以外のネットショップオーナーも対象とし、ベイスが資本業務提携をしている丸井グループの新会社ディーツーシーアンドカンパニー（D2C＆Co.）もサポートする。募集期間は2月19日から29日まで。なお、ベイスが仲介した場合の紹介手数料は発生しないという。
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　また、ベイスでは紹介支援に加えて、製造支援を実施。現時点で、1,500種以上のオリジナルグッズがプリント・作成できるECサービス「オリジナルプリント.jp」（ベイス利用ブランドのみ対象）やカスタマイズアパレルサービス「ペイントリー（paintory）」がパートナーとして名を連ねている。
■代替生産先の紹介支援 概要募集期間：2020年2月19日（水）〜2月29日（土）注意事項：依頼の内容（ロット数、納期、予算など）によっては紹介できない場合あり募集フォーム
■商品製造支援 概要・オリジナルプリント.jp（運営会社：イメージ・マジック）対象期間：2020年2月19日（水）〜3月2日（月）12時00分まで対象：「BASE」利用のブランド
・paintory（運営会社：paintory）対象期間：2020年2月19日（水）〜3月2日（月）12時00分まで対象：「BASE」利用不問