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仕事のトラブル、恋人の浮気…問題解決への近道=「推論」の技術を手に入れよう

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2020年02月20日 06:42  ダ・ヴィンチニュース

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ダ・ヴィンチニュース

写真『問題解決力を高める「推論」の技術』(羽田康祐/フォレスト出版)
『問題解決力を高める「推論」の技術』(羽田康祐/フォレスト出版)

「流行や顧客のニーズを的確に把握したい」
「相手をアッと驚かせる提案がしたい」
「問題を自分で解決する力をつけたい」
 
 そう考えたとき、大抵の情報はインターネットで手に入る。しかし、人のモノマネではないオリジナルのアイデアは、検索しても見つけることはできない。
 
「自分独自のアイデアを生み出す発想力を身につけたい! けど、何をすればよいか分からない」…そんな思いを抱いている方に読んでいただきたいのが、『問題解決力を高める「推論」の技術』(羽田康祐/フォレスト出版)だ。
 
 本書で語られているのは「推論」の技術。この推論とは、分からないことを、すでに知っていることから論理的に予想すること。アイデアを生み出す発想力は、この推論がベースになっている。しかし、推論が大事といわれてすぐ対応するのはなかなか難しい。ここでは推論ができるようになるための「3つの要素」を本書から紹介したい。

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共通点探しの「帰納法」で、隠された法則を見つける!

 最初の要素となるのが帰納法。帰納法とはわかりやすくいうと「いくつかの物事に共通点を探し出すこと」。

 例えば、最近恋人の行動が、「帰りが遅い」「休日出勤が多くなった」「一緒にいるときの態度がそっけない」などの特徴が見られたとする。すると、それらのヒントから「あれ、浮気してる?」と推測することができるのだ。

 つまり、身の回りに起きているコトをヒントにひとつの真実を見抜く。これが帰納法なのだ。これを活用すれば、隠れた事実や仕事に活かせる法則を見つけることができるという。とはいえ、いきなり探偵のような名推理は難しい。そんなときに活かしたいアドバイスも本書には書かれているので、ぜひチェックを!

ちょっと視点を変える「演繹法」で、型破りの発想を!

 2つ目は演繹法。「ルールや法則に物事を当てはめ、結果を予測する」という論理法だ。さきほどの帰納法が残された証拠から犯人を導き出す思考法だとすれば、演繹法は、犯行の手口から次の動きを予想するのに近い。

 しかし、本書が教える演繹法はそれだけにとどまらない。それは、予想するときの土台となる「常識をまず疑う」という点だ。

 例えば、本があるとする。常識でいえば、本は「読むもの」。でもちょっと視点を変えて、本を「飾るもの」だと考えてみよう。すると、イメージが一転し、これまでにはなかった本のニーズや価値観がなんとなく想像できるはず。

 多くの人が納得していそうなコトを改めて考えなおしてみるのがコツ。みんなが支持する常識はすぐ受け入れられてしまうので、そこを疑って違う視点から考えてみると、多くの人がアッと驚く新しいアイデアが見つかるかもしれない。

問題が発生したら「アブダクション」で原因を探れ!

 最後に紹介するのはアブダクション。一言で説明すると、「問題に対し、妥当な原因や理由を考える」ことだ。

 テストで失点する原因として多い“ケアレスミス”を例に考えてみよう。試験には緊張がつきものだ。そんな状況のなかでは、普段しないような問題文の読み間違いや、答えの書き間違いが起きてしまう。しかし、原因が分かれば、「読み間違えないように線を引きながら読む」「早めに問題を解き終え、書き間違いチェックをする時間をつくる」などの対処が可能だ。

「問題が起こる」「正しく原因を探る」「対策を考える」「対策を実行する」この手順を踏めば、間違い・失敗から一歩成長できるのだ。もし、上手くいかなかったら、一度深呼吸。「対策が間違っていた?」「上手に実行できなかった?」「そもそも原因が間違っていた?」と考えを巡らせてアブダクションを繰り返せば、さらに質の高い自分なりの解決策が生まれるはずだ。

 どれも一見すれば当たり前のことかもしれないが、思考の流れを再確認することで、今までとは違った発見が得られるというのが本書の“強み”といえる。

 帰納法、演繹法、アブダクション――これらの技術を駆使すれば、周りをしっかり見回すようになり、観察力が身につく。そこで得た情報をもとに、自分なりのアイデアを生み出す発想力が養われる。なんだか自分の仕事にマンネリを感じる…という方もぜひ本書をチェックしてみてほしい。

文=冴島友貴

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