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ミシンで縫える、繊維でできた圧力センサー オーストリアの研究チームが開発

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2020年02月20日 07:22  ITmedia NEWS

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写真オートバイグローブに刺繍圧力センサーを縫合したデバイス
オートバイグローブに刺繍圧力センサーを縫合したデバイス

 University of Applied Sciences Upper Austriaの研究チームが開発している「Embroidered Resistive Pressure Sensors」は、衣類などの生地に刺繍(ししゅう)できる100%繊維製の圧力センサーだ。



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 既存の織物上に抵抗材料を重ね、導電糸(2つの電極を使用)で縫い合わせ実装する。市販の刺繍ミシンで縫合可能だ。加えてArduinoボードを別途縫合し、導電糸と接続することで電子デバイスに仕上げる。



 実装した電子デバイスの縫い目を指などで押すと、導電糸と抵抗材料間の接触面積が一時的に増加する。この表面抵抗の変化を計算することで圧力を求める。



 研究チームは、刺繍圧力センサーを用いたアプリケーションを3つ紹介している。1つ目は、ライトに接続し、圧力センサーを押すと色が変化する電子デバイス。



 2つ目は、手の形に型取った布地に刺繍圧力センサーを縫合し、オートバイグローブに統合した電子デバイス。各指先と手のひらに圧力センサーが整備される。



 3つ目は、オートバイのシートカバーに刺繍圧力センサーを縫合した電子デバイス。着席エリアと左右の太腿エリアにマトリックスレイアウトで縫い付け、運転中の乗車姿勢を検出する。



※この記事は、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。


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