ホラー映画『犬鳴村』実在する心霊スポットの地元民ら「まじでヤバイ」

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2020年02月20日 13:32  Techinsight Japan

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臨床心理士・森田奏役の三吉彩花(画像は『映画『犬鳴村』公式アカウント 2019年11月16日付Instagram「森田 奏(#三吉彩花)臨床心理士として働く、森田家の長女。」』のスクリーンショット)
ホラー映画『犬鳴村』(2月7日より公開)は『呪怨』シリーズで知られる清水崇監督が「犬鳴村伝説」を題材に脚本を手掛けて撮った作品だ。主人公の森田奏(三吉彩花)が周りで起きる奇妙な出来事の真相を確かるために向かった福岡県にある心霊スポット「犬鳴トンネル」を巡り恐怖体験する姿を描いている。「日本最凶の心霊スポット」とされるそのトンネルは実在しており、Twitter上では地元の人々から様々な声がつぶやかれていた。

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福岡県宮若市・久山町にある犬鳴峠は1949年(昭和24年)に犬鳴隧道(旧犬鳴トンネル)が開通した後、1975年(昭和50年)には新犬鳴トンネルが開通してそちらが主要幹線となった。やがて旧道は不法投棄や暴走族の溜まり場になるなど問題化したことで閉鎖され、旧トンネルの入り口はコンクリートのブロックで覆われ封鎖された。現在、旧犬鳴トンネル入り口には記念碑がある。

犬鳴村伝説とは「旧犬鳴トンネル近くに、法治が及ばない恐ろしい集落『犬鳴村』があり、そこに立ち入ったものは生きては戻れない」という都市伝説で、昨年11月19日には犬鳴隧道(旧犬鳴トンネル)をモデルにしたゲーム『犬鳴トンネル』まで発売された。

映画『犬鳴村』が都市伝説をもとにしているとはいえ、心霊スポットとされるトンネルは実在する。そのためTwitter上では、「犬鳴村まじやばいで ちなみに地元」、「地元です。旧犬鳴トンネルはまじでヤバイ」という声をはじめ「ホラーは大好物なので大丈夫ですっ でもリアルな犬鳴トンネルが地元にあるのはさすがに怖いです笑」、「車の免許とったらまずみんなでドライブに行くようなスポットなんですが、私みたいに霊感とかなくても『怖気が止まらない、身体が拒否しているようだ』ってなる場所ですのでお気をつけ…」などの反響があった。

ただ「地元のスポットの映画やし、気にはなる。昔は良く仲間達と旧犬鳴トンネル行きよったな。怖い経験? いっぱいしましたよ」という声がある一方で、「犬鳴トンネルだけど幽霊とか出ないですよ 夜中に何度も行ったけど1度も幽霊に出くわしたことないです」という声もあり受け止め方には温度差があるようだ。

なかには映画化されたことで、静かな地元に他県から人が押し寄せて荒らされるのではと心配する声があるなか「犬鳴トンネルにまつわる都市伝説は年々語り継がれて練り直された、いわば地元のオカルトの十八番みたいなもんよ その一役を担えて感無量」という評価も見受けられた。


ちなみに、昔から霊が見えてしまう主人公の臨床心理士・森田奏役を務める三吉彩花といえば、昨年8月より公開された主演映画『ダンスウィズミー』で催眠術によってミュージカルを踊らずにいられなくなるヒロインを熱演して話題になった。映画『犬鳴村』では彼女のギャップのある演技に注目したい。

画像1、2枚目は『映画『犬鳴村』公式アカウント 2019年11月16日付Instagram「森田 奏(#三吉彩花)臨床心理士として働く、森田家の長女。」、2020年1月24日付Instagram「福岡キャンペーン #オフショット」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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