自分の子どもが「スマホ依存症」だと感じている親の割合は?

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2020年02月20日 15:22  マイナビニュース

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エアトリはこのほど、「未成年のスマホ規制」に関する調査結果を明らかにした。同調査は2月2日〜4日、20代以上の男女784名を対象にインターネットで実施したもの。

18歳未満の子どもがいる人に子どものスマホ使用時間について聞いたところ、子どもが未就学児の場合は「30分未満」(36.0%)が最も多かった。「小学生」になると「全く見ない」(40.0%)が多くなる一方、「(どのくらいスマホを見ているか)わからない」(10.0%)も増えている。

子どものスマホ使用において制限をかけているものについて聞くと、最も多かったのは「課金ゲーム」(35.6%)、で、「インターネット閲覧」(33.7%)、「スマホ使用時間」(28.8%)と続いた。33.7%は「制限はしていない」と答えている。

自身の子どもが「スマホ依存症」だと思うかどうか尋ねたところ、48.1%が「スマホ依存症」と答えた。その理由について聞くと、「勉強中・テスト勉強中も絶えず YouTube をつけながら勉強している(高校生)」「土日や冬休み、現実の生活時間よりもゲーム内で生活している時間の方が長かった(小学生)」といった声が挙がった。

自身の子どものスマホ使用時間についてどう思うか聞くと、48.5%が「もっと減らしてほしい」と答えた。そう回答した親に対し、家庭内の努力でスマホ視聴時間を減らすことができると思うかどうかを聞いたところ、59.4%が「難しい部分がある」と回答した。

家庭内での解決が難しいと思う理由は、「親もついつい見てしまうため、子どもだけ止めさせることは難しい(小学生)」「学校や部活からの連絡事項もすべてスマホを使わないといけないため(中学生)」「反抗期につき聞く耳を持たない(子ども:中学生)」などだった。

未成年にスマホを自由に使用させることはどのような影響があると思うか聞くと、53.8%が「悪い影響」「どちらかというと悪い影響」と答えた。39.5%と4割の親は「どちらとも言えない」と答えている。

未成年のスマホの使用時間を条例で規制することについてどう思うか尋ねると、43.4%が「賛成」、21.7%が「反対」と答えた。

賛成の人からは「条例などなくても親がコントロールできるのが望ましいが、条例があればもっとコントロールしやすい(50代・女性)」、反対の人からは「規制するからこそ、子どもは反発します。より、隠れてやる(50代・女性)」といった意見が寄せられた。(フォルサ)

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