刺繍やレースアイテムが人気の「ロキト」新ラインデビュー、ダークカラーがメインのオケージョン対応服に

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2020年02月20日 18:13  Fashionsnap.com

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「BLACK TAG」のアイテムより Image by: FASHIONSNAP.COM
デザイナー木村晶彦が手掛ける「ロキト(LOKITHO)」から、2020年秋冬シーズンに新ライン「BLACK TAG」がデビューする。

 ロキトは2010年春夏シーズンにデビューし、今年10周年を迎える。チュール素材に立体的に施した植物モチーフの刺繍やコード刺繍といった繊細なデザインを得意とし、映画の公開記念イベントや舞台挨拶などで芸能人に着用されることも多い。現在は「エストネーション(ESTNATION)」や「インターナショナルギャラリー ビームス(International Gallery BEAMS)」といった主要セレクトショップなど約30店舗のほか、韓国や中国のショップを取引先に持つ。
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 BLACK TAGラインでは、木村が以前から挑戦したいと考えていた「デザインを削ぎ落としてもなお美しい服」を目指すという。レースや刺繍といったアイコニックなディテールを残しつつ過度な装飾は避け、ブラックやネイビーといったダークトーンのカラーパレットを採用することでメインラインと比較して落ち着いた雰囲気に仕上げる。
 デビューコレクションは、肩からバックにかけてロング丈のケープを縫い付けたワンピースや、Vネックに沿ってコード刺繍を施したワンピース、裾にオーガンジー素材とフリンジを組み合わせたスカート、ウエスト部分にレースを重ねたパンツなど計8型を用意。メインラインでは総レースのワンピースが8万円台、スカートが6万円台だが、新ラインの価格帯は3万円台〜6万円台と若干低価格に設定している。
 国内のウィメンズ市場では、昨今オケージョンラインやドレスアイテムを拡充するブランドが相次いでおり、「ヨウヘイオオノ(YOHEI OHNO)」や「ミュラーオブヨシオクボ(muller of yoshiokubo)」「ステア(STAIR)」が昨年から立て続けに新ラインを発表。メインコレクションよりも色味や装飾を控えたものが多く、エントリーラインとして、新規アカウントや顧客の獲得に繋げている。
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