松雪泰子主演×大九明子監督『甘いお酒でうがい』4月10日公開へ 共演に黒木華、清水尋也ら

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2020年02月21日 11:02  リアルサウンド

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『甘いお酒でうがい』(c)2019 吉本興業

 松雪泰子主演映画『甘いお酒でうがい』が4月10日に公開されることが決定し、あわせて場面写真が公開された。


 本作は、お笑い芸人のシソンヌじろうが、ネタの中で長年演じてきた代表的キャラクターである“川嶋佳子”がもし日記を書いたらと執筆した同名小説を、じろう自身が脚本も手がけ、『勝手にふるえてろ』や『美人が婚活してみたら』などの大九明子監督が映画化するもの。日記の中のエピソードから、大九監督とじろうが選りすぐったエピソードが映像化された。


【写真】ベットで眠る松雪泰子と清水尋也


 松雪が演じるのは、主人公の40代独身OL・川嶋佳子 。日常の中に散りばめられている小さな喜びにそっと寄り添って生きる女性を演じる。そして、佳子にとって何気ない日常の中で一番幸せな時間を過ごせる同僚・若林ちゃんを黒木華、佳子の生活に大きな変化をもたらす、ふた回り年下の岡本くん役を清水尋也が演じる。


 公開された場面写真は、“甘いお酒でうがい”するかのような川嶋佳子、世代を越えた親友のような佳子と若林ちゃん、年下男子・岡本くんとの恋愛展開が気になるカットとなっている


■コメント
・松雪泰子(川嶋佳子役)
昨年の沖縄国際映画祭で上映してからずっと楽しみに待っていた劇場公開がいよいよ4月に決定しました! じろうさんの独特な視点と大九監督のリズムが合わさった“佳子ワールド”。じろうさんの紡ぐ佳子の言葉は、不思議な心地よさを感じるユーモアと40代の女性が持つ孤独と悲哀が、優しいリズムで、日記として語られていきます。「川嶋佳子」ちょっと複雑でちょっと残念で、後ろ向きだけどポジティブで、本当に魅力的な女性。佳子の言葉と、その日常を覗き見するような感覚で見ていただける、詩的な映画です。是非劇場にて佳子の世界を覗き見してください。


・黒木華(若林ちゃん役)
甘いお酒でうがい。なんて詩的で魅力のある言葉なんでしょうか。川嶋佳子さんの日記からなるこの物語を男性のじろうさんが書いているなんて、なんて繊細で才能のある方なのだろうかと改めて思います。大九監督とは初めてのお仕事でしたが、じろうさんの脚本のテンポ感や魅力を凄く引き出されていて、若林ちゃんをやらせていただいている間ずっと楽しかった記憶があります。是非皆さんにチャーミングな佳子さん(松雪さん!)を覗き見して頂きたいです。


・清水尋也(岡本くん役)
ついに皆さんに観て頂けると思うと嬉しい気持ちで一杯です。佳子さんの人生に少しでも彩りを与えられるように、そんな想いで岡本くんを演じました。温かくも切なくもある、人の心に寄り添える映画になっていると思います。4月10日公開、是非劇場でご覧頂きたいです。


・大九明子監督
お母さんでも、奥さんでもない、大人の女性を主人公にした映画を撮りたいと思っていたところ、じろうさんがしたためた美しい日記文学を知り、何も起こらない40代女性の日常を映画にしたっていいでしょ別に、という心持ちで映画にしました。劇場にてひたひたに浸って下さい。


(リアルサウンド編集部)


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