PFFグランプリ受賞作『おばけ』春公開へ 金属バット演じる「星」の声入った予告編も

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2020年02月22日 04:11  リアルサウンド

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 PFFアワード2019でグランプリを受賞した映画『おばけ』が今春公開されることが決定し、あわせて予告編が公開された。


参考:動画はこちらから


 本作は、“やりたい事を、納得のいくまでやり続ける”ことを信念に、中尾広道監督が作り上げた“自伝的”自主映画。PFFアワード2019では「オンリーワンの映画」と評され、最終審査員の満場一致でグランプリに輝いた。中尾監督は本作で監督のみならず、物語の主人公にもなり、その主人公にカメラを向ける撮影まで一人で行っている。劇中に登場する遊び心いっぱいのガジェット、深い感動と連なる特撮シーンの一コマ一コマも中尾の手作りによるもの。中尾の孤独な映画作りを見守る「星」の声を、芸人・金属バットの小林圭輔と友保隼平が担当する。エンディング曲には真島昌利「HAPPY SONG」を使用している。


 一人きりで映画を撮っている男。その姿は傍から見れば滑稽に映り、周囲の理解を得られないばかりか、妻と子供も愛想を尽かしている。そんな中、遠い空から男の孤独な作業を談笑交じりで見守る星があった。やがて男は不思議な力に導かれ、誰も知らないささやかな映画作りの過程は、やがて大きな宇宙へとつながってゆく。


 予告編では、金属バットによる星の声とともに中尾監督演じる男が黙々と映画を作る姿が捉えられている。


 エンディング曲を担当した、真島からはコメントが寄せられている。


真島昌利(ザ・クロマニヨンズ)
宇宙からこぼれた微笑と一滴の涙。
何て美しいのだろう。
どうも ありがとう。 (文=リアルサウンド編集部)


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