チャールズ皇太子、アストンマーティンの工場視察に愛車“DB6”で颯爽と登場

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2020年02月23日 08:02  Techinsight Japan

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「アストンマーティン・ラゴンダ」の工場を訪れたチャールズ皇太子(画像は『Clarence House 2020年2月21日付Instagram「The Prince of Wales today met engineers, staff and apprentices at the new @astonmartinlagonda factory in St Athan, Wales.」』のスクリーンショット)
英王室チャールズ皇太子が現地時間21日、ウェールズに新たに開設された「アストンマーティン・ラゴンダ」の工場を視察した。愛車「DB6ヴォランテ」を自ら運転して登場したチャールズ皇太子、この日はエンジニアらとの談笑や新モデルの試乗を楽しんでいた。

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自動車メーカー「アストンマーティン・ラゴンダ」は、映画『007』シリーズの主役ジェームズ・ボンドの愛車としても知られる英国のアイコン的ブランドだ。同メーカーは昨年12月、ウェールズのセント・アサンに工場を新設したが、現地時間21日に大の車好きとして知られるチャールズ皇太子が同地の視察に訪れた。

この日、チャールズ皇太子は自身の所有する「DB6ヴォランテ」を自ら運転して登場しており、スタイリッシュなその光景に大きな注目が集まった。ちなみにこの愛車は1969年、エリザベス女王がチャールズ皇太子の21歳の誕生日にプレゼントしたもので、2008年にはガソリンの代替燃料として余剰ワインとチーズから作られたバイオエタノールを使用した車に改良されている。

チャールズ皇太子は2018年に放送されたドキュメンタリー番組のなかで、

「『アストン』のエンジニア達も、ガソリンよりスムーズだし、パワフルな走りだって認めてるよ。」
「運転していると、美味しそうなニオイが漂ってくるのさ。」

と「DB6ヴォランテ」への愛を熱弁していた。

この「DB6ヴォランテ」は、2011年4月29日に行われたウィリアム王子&キャサリン妃のロイヤルウエディングにもお目見えしている。チャールズ皇太子が息子の晴れの舞台に貸し出したのだが、当日はウィリアム王子の「W」やキャサリン妃の「C」、ハートのバルーンなどが飾られ、黄色いナンバープレートには「JU5T WED」(結婚しました)の文字が書かれていた。「DB6ヴォランテ」に乗った新婚ホヤホヤのウィリアム王子・キャサリン妃夫妻の写真は、英王室を象徴する実にアイコニックな1枚となったのであった。

チャールズ皇太子は、そんな数々の思い出の詰まった愛車「DB6ヴォランテ」を自ら運転し、新設された工場を訪れるという洒落た演出をしたわけだが、この日は「アストンマーティン」初のSUV「DBX」を試乗したり、同新モデルにエンブレムを取り付けるという大役を任され、終始ご機嫌だったようである。

この日の様子は公式Instagram「Clarence House」でも公開されており、

「『アストンマーティン』がサマになる、ダンディなチャールズ皇太子が素敵」
「12年も前にバイオディーゼル車に改良していたとは、時代の先取り感がハンパない!」
「日頃から環境保全活動に尽力するチャールズ皇太子は、まさに有言実行の人」

といった称賛の声が多数書き込まれている。



画像は『Clarence House 2020年2月21日付Instagram「The Prince of Wales today met engineers, staff and apprentices at the new @astonmartinlagonda factory in St Athan, Wales.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)

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