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【こんなはずじゃなかった海外生活】駐在カーストはいまだにあった…駐妻たちのマウンティング事情〜アジア編〜

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2020年02月23日 10:30  Suits-woman.jp

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海外駐在や移住がそれほど珍しくなくなってきた今。昔ほどなくなったと言われている駐在員達の階級社会(駐在カースト)。でも実は、見えないところでその世界は根強く残っているようです。

今回は駐在カーストを目の当たりにし、駐妻(駐在員の妻)によるマウンティング経験がある美枝さん(43歳)が、その事情を語ってくれました。

日本人同士仲良くしよう!という表の顔とは別の顔を持つ駐妻

美枝さんの海外生活が始まったのは29歳の時。それから13年、メーカーに勤める夫の赴任でアジアやアメリカなど数か国に移り住んできました。現在は日本に戻り、ようやく安定した生活が手に入ったそう。

「私は今までアジア3か国、そしてアメリカ2都市に住んできましたが、正直やはり日本が一番生活しやすいですよ。理由は言葉の壁や文化の違いもありますが、やっぱり狭い日本人世界で暮らす精神的ストレス。これが正直、辛かったです。」

彼女が最も駐在カーストを感じたのがアジアの国。今も住んでいる人がいるので国名は避けますが、彼女が生活していたころ(だいぶ昔の話なので現在は変わっているかもしれません)は、確実に日本人社会の中に格差社会が存在していたそうです。

「私がいた場所は、比較的日本人が多い地域。日本人コミュニティーがしっかりしていたので、日本語も通じやすいし、日本人の経営する病院やお店も多くて生活面ではとても助かりました。引っ越した当初は、多くの日本人に助けられ、みんなとても和気あいあいとした雰囲気に見えました。実際に多くの日本人はとてもいい人でした。ところが半年も暮らしていれば、いろんな噂が耳に入るようになります。実は駐在員の間に階級が存在し、いわゆるマウンティングやいじめがあったのです」

日本にいても海外にいても、格差社会があるのは当たり前。それぞれの家の家計レベルや環境も全く違うのだから、価値観に差が生まれるのは仕方ないこと。でも日本なら自分と合わない人とは仲良くしない、距離を置くことができるはず。しかし海外では狭い世界のため、何かと接点ができてしまい、なかなか割り切ることができないのが事実のようです。

「最初はそこまで日本人の友達ばかりと付き合っていませんでした。せっかくだから海外の友達も作りたいと思っていたので、現地の友達を作ったりして過ごしてました。英語を上達させたいという思いもあり、最初は現地のボランティアに参加したり、英会話学校で友達を作って仲良くしていました。でも子供ができると日本人コミュニティーを利用する機会が増え、ついにその階級を目の当たりにしたのです。外国人の友達や国際結婚組の友達などといる機会が多かった私は、ある駐妻に目をつけられてしまったのです」

ちなみに彼女の住んでいた国では、日本人コミュニティーの階級トップが、政府関係者と国際機関関係者の家族。この人たちは、大使公邸でのパーティーなんかにも参加するいわゆるセレブ。奥さま方の生活も派手で、お手伝いさんが家事をするので彼女たちはブランド品で身を包み、毎日のようにカフェにてランチ。生活レベルが高すぎて、マウンティングされても仕方ないか…という人達でした。

問題は、それほど自分達と生活レベルが変わらない一般企業勤務の夫を持つ駐在組。その狭い世界でも、駐在カーストが存在したのです。一般企業勤務の夫を持つ駐妻の位置づけで一番上のレベルだったのが、商社、銀行、医療関係者の家族。続いて、美枝さんの夫も在籍している大手メーカーの家族。その下に現場の工場ラインを管理する下請け会社。さらに留学者の家族や現地採用の日本人、国際結婚組の日本人などもいましたが、彼らは区分としては別枠扱いでしたが、実際には見下している駐妻さんが多かったようです。

では実際にどんなマウンティングがあったのでしょう。

駐在員の任期は3年〜5年が多い。限られた期間での関係とはいえ、狭い世界で築く関係は意外と濃い……

日本人コミュニティー内では目立たない事が一番

「私が受けたマウンティングは、日本人コミュニティーで顔が広い銀行員妻Aさんからのものでした。私の旦那は電気メーカーに勤めていたので、レベル的にはAさん家族より下の立場。でも最初はそんな階級など知りもしなかったので、クルマを買う時も好きなクルマを買ったし、洋服やバッグなども好きな物を買って使っていました。でも実はこの日本人コミュニティーには、階級が上の人より、いいモノを買わないという暗黙の了解があるのです。バカげていますよね。それでAさんの家よりもいいクルマを買って、Aさんがずっと欲しがっていたバッグを持っていた私は目をつけられてしまったというわけ。自分達が貯めたお金で買ったのに何が悪いの!?と最後まで私は納得いきませんでした」

まさに中学とか高校のいじめレベル(笑)。 

「私が現地の外国人の友達や国際結婚組の日本人の友達と仲良くしているのも気に入らなかったようで、最初は友達付き合いを考えた方がいいよとアドバイスをくれる形でAさんから連絡がきました。私は他人に自分の友達付き合いについてとやかく言われて、びっくり!バカバカしいと思って無視していたら、今度はAさんとつながりのある友達からの連絡がほとんどなくなったのです」

実際は、Aさんが仕切る会には誘われなくなったけど、個人的に仲良くしていた人とはこっそり連絡を取っていたので、完全に孤立してしまったわけではないのですが、それでも精神的なストレスは相当感じてしまいました。

「さらにAさんは、私が英語の勉強のために現地のボランティアを始めたことを知ると、そのボランティアにAさんも応募して、私から仕事を奪ったりして……。後から他の友達に聞いたのですが、Facebookで私の行動をチェックしては、私の邪魔をしたり、仲間のママに悪口を言っていたようです。結局はすべて妬みでしたけどね(笑)」

美枝さんのマウンティング体験は、このAさんが帰任したことで終息したそうですが、Aさんがいなくなっても、やはり数人のマウンティングはあり、駐在カーストの存在は感じていたそう。

「私が思うに、マウンティングする駐妻の特徴は、他の人よりも優位に立ちたい!だから自分より下のレベルの駐妻をターゲットにするようです。そして彼女たちの多くは、言葉の壁や文化の違いによって現地に馴染めず日本人コミュニティーにしか居場所を作れなかった人たち。自分達より現地の人と交流ができている人を見つけると、妬んでしまうのだと思います。だから特に日本人と一緒にいなくても楽しく生活ができるという人は、あえて彼女たちと深く関わる必要はなく、必要最低限の関係だけを築き、距離を置くのが被害に合わない方法と言えるでしょう」

駐在生活は、自分の居場所を見つけるまでが大変。ただでさえ生活が激変するので、それに対応するのに苦労が尽きません。そんな中で駐妻たちからマウンティングをされてしまうと、本人の精神的ストレスは半端なくなるのだとか。美枝さんの周りには、その駐妻マウンティングに耐えきれず、夫を置いて帰国してしまう人もいたそうです。一見華やかに見える駐妻生活、実はこんな苦労が隠されているんですね。

このニュースに関するつぶやき

  • マウントウザイw カーストの上位より高いものを買ったら駄目とか頭大丈夫なのか? 出る杭は打たれる社会だから仕方ないのか?
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  • その奥様方カーストの最下層の位置に夫達が居る♪
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