ホーム > mixiニュース > スポーツ > 野球 > 「試合でも使いたい」とコーチ高評価の広島・小園、田中からレギュラー奪取の可能性は?

「試合でも使いたい」とコーチ高評価の広島・小園、田中からレギュラー奪取の可能性は?

8

2020年02月24日 16:00  AERA dot.

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AERA dot.

写真評価がうなぎ上りの広島・小園海斗 (c)朝日新聞社
評価がうなぎ上りの広島・小園海斗 (c)朝日新聞社
 広島・小園海斗の評価がうなぎ上りだ。新人だった昨年から着実にレベルアップを果たし、キャンプでさらに評価を高めた。不動のレギュラー・田中広輔からショートの定位置を奪うのでは、という声も聞こえてくる。

【写真】イチローが「本当の天才」と言った男とは?

 広島首脳陣は小園の現在地をどう見ているのか。

「上達しているし、試合でも使いたい。しかし、現状では調子が良い田中の起用になると思う。そうなると2軍でのショート起用で育てていく。小園は二塁もできるが、菊池涼介が残留した時点でポジションは固まっている。小園を起用するにはショートしか考えていない」

 高信二ヘッドコーチは、開幕まで時間はあるとしながらも現状でのチーム編成私案を語ってくれた。小園の二塁起用も検討されたが、菊池のメジャー移籍が凍結したことでその案は消滅したようだ。

「ずば抜けた結果を残すか、もしくは昨年のように不調の選手や故障者が出なければ、ショートの2番手になる。もちろん状況に応じて変わってくる。あとは佐々岡真司監督の判断」

 小園はプロに入る前から高校生離れした守備力が話題になっていたが、山田和利内野守備・走塁コーチは守備においても長所と課題がはっきりしていると言う。

「足を使ってテンポ良く捕球することはできている。一歩目でしっかり前に出て、そこでの判断の時間を素早くすること。打球に対し自ら攻めるのか、間合いを取るのかの判断を磨きたい」

 山田コーチは現役時代、共にプレーした立浪和義氏と小園を重ね合わせる。

「立浪は打球に対してのチャージがずば抜けていた。それで時折、打球と正面衝突してしまうこともあったけど、そこでの間合いも覚えて文句なしの名手になった。多くの経験を積んでそこを覚えれば、小園も文句なしの内野手になれる」

 そうなると、今年、成長が望まれているのが打撃力だ。リードオフマンの田中を脅かすためには選球眼も重要になる、と語るのは朝山東洋打撃コーチだ。

「低めの見極めを大事にしている。去年後半は低めのボール球に手を出すことが見受けられた。そのためにも早めにトップを作って、打っていけるようにしたい。そうすれば見極めだけでなくスイングも強くなる」

 身体ができてきたことで、より強いスイングができるようになっている。ただ、まだまだ課題はある。朝山コーチは言う。

「外側の球に対してコンタクトが滑る時がある。スイングで少し身体を振ってしまう。バットも少し身体から離れてスイングするようになり、バットが出てこなくて外側に対して滑る。少し開きが早いのかな、という感じ」

 小園は高橋慶彦、正田耕三、野村謙二郎、東出輝裕に代表されるような広島伝統の“俊足巧打の内野手”の系譜を継ぐ男。「立浪にも負けないほどの能力を攻守で感じる。どこまで伸びるか楽しみだね」と山田コーチが太鼓判を押す逸材が首脳陣を悩ますほどの存在になれば、広島はさらに強くなる。

山岡則夫
1972年島根県出身。千葉大学卒業後、アパレル会社勤務などを経て01年にInnings,Co.を設立、雑誌Ballpark Time!を発刊。現在はBallparkレーベルとして様々な書籍、雑誌を企画、編集・製作するほか、多くの雑誌、書籍、ホームページ等に寄稿している。Ballpark Time!公式ページ、facebook(Ballpark Time)に取材日記を不定期更新中。現在の肩書きはスポーツスペクテイター。

このニュースに関するつぶやき

  • 山田和利って1988年にショートやってたやつか。ヒットエンドラン失敗し星野さんに「何しよんなおまえ」と。http://www.youtube.com/watch?v=REXGmCZcyZ4
    • イイネ!3
    • コメント 1件
  • どっちかサードは駄目なの?
    • イイネ!5
    • コメント 2件

つぶやき一覧へ(5件)

あなたにおすすめ

ニュース設定