「胸の写真を送れば家賃は下げる」家主の卑劣な交渉に怒り心頭の女性(英)

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2020年02月25日 07:02  Techinsight Japan

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家主から卑劣な交渉を持ちかけられた女性(画像は『The Sun 2020年2月20日付「CREEP’S DEMANDS Gumtree landlord tells mum to send topless photos for reduced rent in sleazy texts」(Credit: georgialinehan/Twitter)』のスクリーンショット)
個人で売買できるようなクラシファイドのアプリやウェブサイトの需要が増えているが、海外では売買のほかに部屋の貸し借りやルームメイトの募集告知なども頻繁に行われている。このほどイギリスに住む女性がクラシファイドのウェブサイトで部屋を探していたところ、家主から卑劣な家賃値下げ交渉を受けて憤慨したという。『The Sun』『Daily Star』などが伝えた。

英ケント州カンタベリー出身のジョージア・リネハンさん(Georgia Linehan、22)が今月17日、Twitterに投稿した内容が人々の関心を集めている。ジョージアさんはクラシファイドのウェブサイト「ガムツリー(Gumtree)」を通じて賃貸できる部屋を探していたが、目処をつけていた部屋の家主とテキストメッセージでやりとりをした際、あまりにも卑劣な対応をされたという。

幼い子供を持つジョージアさんは、2LDKの部屋を探していた。そして条件に合いそうな部屋をガムツリーで見つけ、家主にテキストメッセージで連絡を取ったのだが、次のようなやり取りがあった。

ジョージアさん「それで家賃はおいくらですか?」
家主「月に695ポンド(約10万円)です。」
ジョージアさん「まあ、素敵! それで場所はどこですか?」
家主「レジェント通りです。」
ジョージアさん「気に入ったわ! 前向きに検討して数日後に折り返し連絡します。」
家主「あと、もしあなたが望むなら家賃を値下げできる方法があります。」
ジョージアさん「どんな方法なの?」
家主「私はモデル会社のオーナーもしていますが、うちのアパートの住人の何人かがここで、おっぱいに関する仕事をしています。あなたもトップレスの写真を2枚送ってくれれば、200ポンド(約2万9千円)値下げしますよ。」

ジョージアさんは、家主が持ちかけた値下げ交渉に驚きとともに怒りを感じたようだ。この交渉に対してジョージアさんははっきりと断り、そして他の女性へ警告するために卑劣な提案を持ちかけた家主とのやり取りをスクリーンショットにしてTwitterに投稿、「ガムツリーで家を探すのはこれで最後です」とコメントしたうえで次のように付け加えた。

「これは一部の人がどれだけインターネット上で危険な目に晒されているかを示していると言えます。特に若くて弱い立場にある女性が、性的搾取を受けずに安全に住む場所を見つけるのがいかに難しいかを物語っていると言えます。女性は気をつけてくださいね。」

ジョージアさんの投稿には3万5千件以上もの「いいね」が集まり、自由民主党議員のウェラ・ホブハウス氏(Wera Hobhouse)からも「1年以上も議会でこのような問題に取り組んでおり、これを終わりにさせなければならない」といったコメントが寄せられた。

またガムツリーの広報担当は「ガムツリーのプラットフォームをできる限り安全に保つことに尽力していますが、この件に関してはポリシー違反となります。当社の専任の安全チームが調査して、この家主の広告を削除したり、問題あるユーザーを当サイトからブロックするなどの措置をとれるように、こういった件は報告するようにユーザーに強く勧めています」と話している。

画像は『The Sun 2020年2月20日付「CREEP’S DEMANDS Gumtree landlord tells mum to send topless photos for reduced rent in sleazy texts」(Credit: georgialinehan/Twitter)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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