リーガ・エスパニョーラ第24節セルタ戦で復帰したものの、続く第25節レバンテ戦で再び負傷し、離脱することになったレアル・マドリードのエデン・アザール。今シーズンの公式戦欠場試合数が、チェルシーでの7年分に匹敵するという。スペインのスポーツメディア『TRIBUNA』が伝えている。
チェルシーでは7年間でわずか20試合
アザールは昨年11月のUEFAチャンピオンズリーグ、パリ・サンジェルマン戦で右足首を骨折し、長期離脱。セルタ戦で復帰したものの、レバンテ戦で再び負傷し、右足腓骨の亀裂骨折と診断されてしまった。
ここまで公式戦の欠場は18試合に達しているが、現地報道ではCLラウンド16マンチェスター・シティ戦、リーガ・エスパニョーラ第27節バルセロナ戦は欠場の見込みと報じられており、その場合、欠場試合数は20に達する。
レアル・マドリード加入以前、チェルシーでは7シーズンを過ごしたが、当時はケガが少なく、欠場試合数は7年間のトータルでわずか20試合。15−16シーズンには5試合に欠場したが、これがシーズン最多の欠場試合数だった。
わずか1年足らずでチェルシー時代の7年間と同等の欠場試合数に達してしまうことになるアザール。今回のケガでは最低2カ月の離脱が予想されており、チェルシー時代の数字を更新するのは確実と見られている。
ピッチに立てば卓越したプレーを見せるアザールだが、その本領をフルに発揮するのはいつになるのだろうか。