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野村監督だけじゃない! 「選手再生」が上手かった指揮官といえば?

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2020年02月25日 16:00  AERA dot.

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写真落合博満氏(写真)ら名将は選手再生が上手い? (c)朝日新聞社
落合博満氏(写真)ら名将は選手再生が上手い? (c)朝日新聞社
 名将、野村克也氏が今月11日に亡くなった。選手としても輝かしい実績を残したが、現役世代ファンにとって印象深いのは「監督」野村克也であり、その代名詞でもあったのが、「ID野球」、そして「再生工場」だった。他球団を戦力外になった選手に自信と活力を与えて復活させる手腕は、やはり見事というほかなかった。

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 だが、野村監督には及ばずとも、他にも“再生”が上手かった監督はいる。まず初めに名前が挙がるのが、落合博満氏だろう。独自の観点から野球を見て、選手を“オレ流”で評価。中日監督就任1年目の2004年には、巨人で現役を引退してコーチ就任が一度は決まりながらも現役続行を宣言した川相昌弘を獲得。「一芸に秀でている選手を起用する」という中で控え要員ながら存在感を見せ、サヨナラ打を2本放つなどの活躍で同年のリーグ優勝の大きな戦力となった。

 それから3年後の2007年には、オリックスを自由契約となった中村紀洋を入団テストの末に育成枠で獲得。そして開幕直前に支配下登録させると、開幕戦から起用して後半戦にはクリーンナップを任せるなど重用。前年、打率.232、12本塁打、45打点だった中村はこの年、最終的にシーズン130試合に出場して打率.293、20本塁打、79打点の成績を残して、中日のリーグ2位からの日本一に貢献。自身は日本シリーズMVPを獲得して見せた。

 同じ中日では、落合監督の参謀役として手腕を発揮した森繁和氏も、自らの監督就任とともにベテランを復活させた。指揮官としての生活は2016年の監督代行時代を除くと2年間のみだったが、1年目の2017年には前年に15試合2ホールド0セーブと大不振だった岩瀬仁紀を、50試合登板で26ホールド2セーブと復活させた。さらに翌18年には、日本球界復帰後3年間で一軍1試合のみの登板だった松坂大輔を獲得すると、その松坂が11試合に登板して6勝を挙げる活躍を披露。森監督は自ら「つなぎの監督」と称し、チーム成績も2年連続5位と低迷したが、岩瀬、松坂がともにカムバック賞を受賞するなど、“再生工場”としては非常に生産性が高かった。

 昨年、監督通算1000勝を達成した原辰徳監督も、多くのベテランを復活させている。一人目が大道典嘉。事実上の戦力外で2007年に巨人に無償トレードされると、原第二次政権下で代打の切り札として活躍。リーグ3連覇の中で確かな存在感を発揮して人気者にもなった。さらに同時期には、広島の二軍でくすぶっていた木村拓也をトレードで獲得。木村は類まれな万能ぶりを発揮しながら、チームの穴埋め、戦力として能力を存分に発揮した。4年ぶりの監督復帰でリーグ優勝に導いた昨季も、前年2試合登板のみで“崖っぷち”だった大竹寛を中継ぎとして“再生”させて、32試合で防御率2.77という好成績を残させた。

 そして、やはりヤクルトである。野村監督の流れを汲むという意味で、真中満監督も、選手を“再生”させる術を持っていた。就任1年目の2015年にリーグ優勝を果たした後の2年間は下位に低迷したが、16年にはオリックスを退団した坂口智隆を獲得して主力としてレギュラー起用。さらに同じオリックスで活躍の場を得られていなかった近藤一樹をトレードで獲得すると、中継ぎで起用して眠っていた力を引き出した。また、日本ハムを戦力外となった鵜久森淳志を代打として重用し、自己最多の4本塁打&19打点という成績を残させたのも真中監督だった。その前後に監督を務め、真中時代にはシニアディレクターだった小川淳司氏も含めて、ヤクルトには今も再生工場が絶賛稼働中。今後も、ベテランたちの“第二の春”到来を楽しみに待ちたい。

このニュースに関するつぶやき

  • 若手育成だけは駄目だったけどね。与田は両立出来て素晴らしい
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  • 落合監督は、打者へのアドバイスは言うまでも無く、投手へのアドバイスも、実際に自分がバッターボックスに入って、打者目線からのアドバイスをして、投手陣の間で、大好評だったと聞きました。
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