アシックスが新作ランニングシューズ「ノヴァブラスト」を発表、トランポリンのような履き心地を追求

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2020年02月25日 20:12  Fashionsnap.com

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新作ランニングシューズ「ノヴァブラスト」 Image by: FASHIONSNAP.COM
アシックスが、新作ランニングシューズ「ノヴァブラスト(NOVABLAST)」の発表会を都内で開催した。価格は税別1万6,000円で、2月27日に発売される。

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 シューズは「トランポリン」からインスピレーションを得て開発。ステップを踏んだ時に弾むような感覚の履き心地を目指し、ミッドソールには軽量で同社の製品の中でも最も反発性の高い独自の素材「フライオフォームブラスト (FLYTEFOAM™ Blast)」を採用した。重さがかかった時に変形しやすいようにアウターソールには凹凸が施され、厚みのある後部から前部にかけては10mmの高低差があり、前方への推進力を高めている。
 ボリュームのあるソールの一方で、アッパーには軽さを持たせ、従来より細く同等の強度の糸で編んだ「モノフィラメントメッシュ」を使用し、通気性を追求。カラーリングはブラックやブルー、グレーのベース色にネオンカラーを差し色に用いたメンズ・ウィメンズ各3色のバリエーションで展開する。
 発表会ではフルマラソン3時間切りのタイムを持つランナーでもあるビームスの牧野英明やトラック競技経験者でアーティストの竹内唯人、姉弟インフルエンサーのよしあきとミチが新作を履いて登場。牧野は「沈み込んだあとの跳ね返りが早く、万能なシューズ」とランナー目線での感想を述べ、よしあきは「普段はマラソンに参加したいと思わないけど、この靴を履いていると走りたくなりました」と履き心地についてコメントした。
 ノヴァブラストは、同社のランニングシューズカテゴリーの中でも「ランニングを楽しんでほしい」という思いから、タウンユースから、初心者をはじめジョギングを嗜むランナーの日々のトレーニングまで対応するシューズとして開発。担当者は「ランナーのレベル、またトレーニングの目的・用途に合わせてランニングシューズのオプションの一つとして幅広く提案していきたい」といい、足への負担を軽減しサポートがより必要なランナーへは「カヤノ」や「ニンバス」シリーズなど、緩衝材の「ゲル」が搭載されているシリーズなどとの使い分けも提案する。
 ランニングシューズを巡っては夏の東京オリンピック大会を控え、今春にかけてレース用を含めスポーツメーカー各社の新作ラッシュが続く。アシックスでは先日、長距離のレース用シューズ「メタレーサー(METARACER)」を発表。他社の動向を踏まえ同社は「一点に集中するというより、それぞれのシューズに最適なランナーがいるので、各製品の特徴を正しく伝えてお客様に届けていきたい」と話す。製品に関する詳細は近日中に発表されるという。

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