アントニオ猪木がYouTuberデビューで闘魂注入! 芸能人YouTuberのトレンドは“日常系”に?

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2020年02月26日 07:02  リアルサウンド

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動画サムネイルより

 有名タレントのYouTuberデビューが相次いでいる2020年。毎日のように届く“チャンネル開設”のニュースに、よほどのファンでなければ埋もれて気がつかない、ということも少なくない。そこで本企画では、この1週間でデビューを果たした有名人をピックアップするとともに、チャンネルの方向性や内容を紹介していきたい。


(参考:東野幸治がYouTuberデビュー “ラジオ動画”を選んだ英断と今後への期待


 今週も人気芸人から元アイドル、そして伝説のプロレスラーまで、幅広いジャンルの有名人が動画の更新をスタートしている。


・かまいたち「ねおミルクボーイ」2月20日デビュー
 吉本興業所属のかまいたち(山内健司、濱家隆一)は、『キングオブコント2017』で優勝、2019年『M-1グランプリ』で準優勝を果たした人気お笑いコンビだ。


 気になるチャンネル名は、2月20日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に出演したふたりが「YouTubeチャンネルを作りたい」と話したところ、松本人志に命名されたもの。この日、同じくゲスト出演していたM-1優勝コンビ「ミルクボーイ」と、ティーンのカリスマ「ねお」を掛け合わせたものが、なんとそのまま採用された。


 その流れのまま、最初の動画ではミルクボーイとねおに、チャンネル名決定の挨拶とともに、名前の転用に対して承諾を受けるものになっていた。


 視聴者からは「かまいたちの動画なら長時間でも見ていられる」など、彼らのネタの面白さから期待する声が多い。動画配信は3月1日から本格的にスタートする予定なので、コントでも漫才でも、ロケでも何でもできるオールマイティーなかまいたちが、どんな笑いを届けてくれるのか注目したいところだ。


・アントニオ猪木「最後の闘魂」2月20日デビュー
 今週のデビュー組で最も目を引いたのが、伝説のプロレスラー・アントニオ猪木だ。2月20日に本人の「喜寿を祝う会」が開催された際、YouTubeデビューを公言。「ほぼ毎週、アントニオ猪木の言葉を、そのままインターネットの世界にお届けします」という宣言通り、動画の内容は猪木が話した言葉を編集なしで配信している。


 最初の動画「アントニオ猪木公式Youtubeチャンネル「最後の闘魂」開設!」は、時間にしてなんと14秒。おなじみの「元気ですかー!!」から始まり、チャンネル開設を報告するだけの内容だが、ファンは口々に、猪木の生の言葉が日常的に聴かれることを喜んでいる。


 <この道を行けばどうなるものか>から始まる猪木の詩「道」を歌にした動画もアップロードされており、こちらでもやはり、元気をもらっている視聴者が多いようだ。数々の名言を残してきた猪木がYouTube上でも流行語を生み出すか、期待が高まる。


・志田愛佳「志田愛佳 / Manaka Shida」2月21日デビュー
 一方、翌2月21日には華やかなチャンネルも誕生した。元欅坂46出身で、2018年11月に卒業した志田愛佳。現在はモデル活動などをおこなうほか、SNSではファンとの交流も続けてきたが、ファンからの熱い要望もあり、待望のYouTuberデビューを飾った。


 1本目の動画は、簡単な自己紹介とこれからの動画配信について。アイドル時代は高いお笑いセンスも評価されていたことから、そんな彼女の持ち味が動画でも発揮されるだろうかと、ファンからの期待が寄せられている。


 これからの動画では「日常を配信していきたい」と話しているので、アイドル時代には見られなかった彼女の新しい一面が明かされるかもしれない。


・東野幸治「東野幸治の幻ラジオ」2月23日デビュー
 東野幸治のデビューも、お笑いファンにとっては衝撃だった。その巧みなトーク力を生かし、音声のみを配信するラジオタイプのチャンネルを開始。動画では「ラジオを始めたかったが番組が持てなかったのでYouTubeでラジオを始めた」「娘にも協力してもらい動画を配信している」など、YouTubeを始めた経緯などを“1人しゃべり”の形式で明かしている。


 コメント欄では、家事や仕事など「何かをしながら聴けるのが嬉しい」と、ラジオという動画のスタンスを歓迎する声が多い。現状では動画の更新もハイペースになりそうで、リスナーの日常に溶け込むチャンネルになっていくかもしれない。


・“日常系”動画がトレンドに?
 かまいたちのチャンネルはどんな内容になるか不明だが、編集なしで強い言葉を切り出すアントニオ猪木、「日常を配信していきたい」と宣言した志田愛佳、コンテンツをトークに絞り込んだ東野幸治と、負担が少なく、コンスタントに動画が投稿されそうなチャンネルがそろった。カジサック(キングコング・梶原雄太)やオリエンタルラジオ・中田敦彦など、作り込んだ動画で活躍する“先人”より肩の力が抜けた内容で、無理なく本人の“素の魅力”を発信することが、ひとつのトレンドになっていくのかもしれない。


(稲垣恵美)


このニュースに関するつぶやき

  • ライガー選手、中西学選手の引退からそう言う動画を選り好んで見てたから知ったけど、ジュニアのカリスマもYouTuberやってたのな。
    • イイネ!1
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