ウイリアムズF1のラッセル、僚友ラティフィを警戒「ルーキーと侮ることはできない」

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2020年02月26日 15:41  AUTOSPORT web

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2020年第1回F1プレシーズンテスト:ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)
ウイリアムズF1のジョージ・ラッセルは、チームメイトであるニコラス・ラティフィは過小評価されており、彼はルーキーではあるものの、倒すのが難しいドライバーだと見ている。

 ラティフィは、2019年にFIA-F2選手権で王者ニック・デ・フリースに次いで2位となり、ウイリアムズにおいてフリープラクティスをたびたび担当した。ウイリアムズはその実績を評価し、2020年のレースドライバーに起用した。

 ラッセルは2019年にF1デビューを果たし、チームメイトのロバート・クビサをしのぐ速さを見せた。だがラッセルは今シーズンのチームメイト、ラティフィは手ごわいライバルにもなると考えている。

「ドライバーの実力は最新のレースでしか判断されない。今年は新しいスタートになる」とラッセルは語った。

「ニコラスはかなり過小評価されていると思う。しっかり準備を整えてきているから、打ち負かすのは簡単ではないだろう。用心しなきゃならないね。プッシュしていくつもりだ」

 ラティフィは、ウイリアムズの他に、フォース・インディアやルノーのF1マシンで走行したこともある。そのため、デビューへの準備は整っていると、ラッセルは考えている。

「彼はフォース・インディア、ウイリアムズ、ルノーのマシンをドライブしたことがある。F1ですでに3年から4年、テストを担当してきた」とラッセルは付け加えた。

「理論上はルーキーかもしれないが、現実にはそうじゃない。間違いなく手ごわい相手だよ。でも挑戦する準備はできている。戦うのが楽しみだ」

 ラッセルは新チームメイトとライバル関係になることを予想しているが、F1で2年目を迎えるにあたって、チームから大きな期待を寄せられていることを承知しており、さらに進歩していきたいと考えている。

「僕にはいくつか具体的な目標がある。こうすれば速くなると思うことがあるので、ドライビングを改善したい。まだまだ前進している最中なんだ」とラッセルは話す。

「(昨年の開幕戦)メルボルンの時と比べると、(最終戦)アブダビでは優れたドライバーになっていた。アブダビでの自分よりも、(今年の)メルボルンでさらに優れたドライバーになることは確かだよ。そうして常に進化していくんだ」

「自分が可能だと考えているレベルに到達する必要がある。自分はその途上にあると思う」

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