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『500円ランチ』ヒットの裏で“ビスケット”が再評価…ケンタッキー広報に聞く愛される理由

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2020年02月28日 09:30  ORICON NEWS

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写真初登場から33年、ケンタッキーフライドチキンで愛されている定番サイドメニュー『ビスケット』
初登場から33年、ケンタッキーフライドチキンで愛されている定番サイドメニュー『ビスケット』
 2月28日は、全国ビスケット協会が制定し、「ビスケットの日」と言われている。日本でビスケットと言えば、ケンタッキーフライドチキン(以下:KFC)で長きにわたり愛され、根強い人気を誇る定番サイドメニューでは。SNSでも「10個パックにしてほしい」「ビスケットはケンタの全て」と、熱烈なファンも多い。以前は、単品もしくはオリジナルチキンパックで購入できたビスケットが、2018年7月からお得な『500円ランチ』に加わり、より気軽に、手軽に楽しめるようになった。日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社(以下:日本KFC) 広報室に製法のこだわりや美味しい食べ方を、改めて聞いた。

【写真】ビスケット好き歓喜の『ランチS』これで500円はお得&満足!ほか、クリスマスにはお馴染みのケンタ人気メニュー

■発売から33年 オリジナルチキンと同じくらい大切な商品

 通常「ビスケット」というとサクサクとした薄いお菓子を想像するが、KFCのビスケットはデニッシュのような生地を分厚いドーナツのように重ねたもの。一見ビスケットというよりもパンやスコーンに近い印象を受けるが、なぜこれを「ビスケット」と呼ぶようになったのか?

 日本KFC広報室担当者によると、「アメリカでは『ビスケット』、イギリスでは『スコーン』と呼ぶのが一般的だそうです。KFCのビスケットは、創業者カーネル・サンダースのふるさと、アメリカ南部の家庭料理の中の1つで、アメリカのKFCで人気の商品であったこともあり、日本でも販売するようになりました」。

 日本のKFCでビスケットが発売されたのは1987年。実に33年という長い歴史を持ち、最近ではコンビニ等で似たような商品も登場する、お馴染みのサイドメニューだ。このビスケットは、日本KFCによると創業者カーネル・サンダースのオリジナルレシピをもとにしたKFCオリジナルレシピで作られていて、基本となるレシピも、店舗のオーブンで焼き上げることも発売時から変わっていない。

 その一方で、お客の好みのトレンドに合わせた改良も続けられていて、2019年10月には「よりしっとりふんわりとした食感にし、バター風味をアップしました」としている。日本KFCでは、このビスケットを「オリジナルチキンと一緒に食べていただきたいサイドメニュー」として位置付けているが、実際にチキンと一緒に購入されるケースが多いという。

 2018年7月〜9月には期間限定で、オリジナルチキンとポテト、ビスケット、ドリンクがセットになった『Sランチ』が登場。以降、2019年1月にも同商品を発売。5月にはチキンスライダーにビスケット、ドリンクがセットになった『チキンスライダーセット』、11月にはコールスローとチキン、ビスケット、ドリンクがセットになった『Wランチ』が登場するなど、“ビスケットが手軽に食べられるキャンペーン”を定期的に行なってきた。

 そして今年からKFCの定番メニューとなった『500円ランチ』にも、ビスケットは含まれており、『500円ランチ』は過去のセット価格と比べてかなりお得な価格設定となっている。「時間帯も16時まで実施しているので、『遅めのランチに良い』『購入しやすい』などとご好評いただいています」(日本KFC)とのこと。セットでビスケットを気軽に食べられるのは、ファンにとってはうれしい限り。

■知らなかった! ビスケット登場前に“幻のサイドメニュー”が存在した

 日本KFCによると、ビスケットの登場以前、ロールパンを販売していたこともあったという。以前はビスケットの調理に必要なオーブンが店舗になく、順次オーブンを導入することでビスケットが調理できるようになった。日本のKFCで、オーブンを使って調理する商品の第1号がビスケットだったのだ。

 そんなビスケットの美味しい食べ方を日本KFCに聞いたところ、「そのまま食べても美味しく、食感や味わいをしっかりと楽しめます。ビスケットを引き立てるように作られたKFC特製ハニーメイプルをつけて食べてももちろん美味しいです」との返答が。最近では、骨なしチキンにハニーメイプルをかけビスケットではさんで食べる食べ方がネット上で話題になったが、「その食べ方も美味しいです。スパイスの塩気とビスケットやハニーメイプルの甘みが絶妙にマッチします」と日本KFCとしてもオススメのようだ。

 さらにこんな食べ方の提案も。「レストランスタイルでKFCでのお食事を体験していただける『KFC Restaurant』(KFC南町田グランベリーパーク店、ららぽーとEXPOCITY店、ららぽーと名古屋みなとアクルス店)では、現在キウイ、りんご、オレンジのフルーツソース(時期により変更)とご一緒にお召し上がりいただけるようにしています。ご自宅のお好きなソースをつけてお召し上がりいただいても美味しいと思います」

■固定ファンに感謝 これからも日常的に楽しんでもらえる商品に

 セブンイレブンや成城石井などが、KFCのビスケットによく似た「ホットビスケット」を発売し、ユーザーから「ケンタッキーのビスケットに似てて美味しかった」など多くの反響があった。こうした”ジェネリック商品”が話題になるということは、それほどKFCのビスケットが多くの人々に認知され、愛されている証しだと言える。

 KFCのビスケットはオリジナルチキンと並ぶ看板メニューであり、現在のKFCの好調さを牽引する商品だといっても過言ではないだろう。そんなビスケットへの思いを日本KFCに聞いてみると、

「ビスケットもオリジナルチキン同様に、カーネル秘伝のオリジナルレシピとして残されている大切な商品。ビスケットについては、カーネルレシピをもとにアレンジされて現在に至りますが、KFCだけが提供できるおいしさを代表する商品です。固定ファンになっていただいている方も多く、ありがたく感じています」

 と、ビスケットを愛してくれているファンへの感謝の言葉が返ってきた。ビスケットは定番のサイドメニューではあるが、まだまだ可能性を秘めている。

「KFCには、オリジナルチキンやビスケット以外にも、大切にしてきた定番商品があります。たとえばチキンフィレサンドや和風チキンカツサンドは日本で生まれた商品で、長く皆さまに愛していただいています。誰にも真似できないおいしさをご提供しているという誇りを持ち、従業員一同、お客さまの体験価値の向上を目指していきたいと思います」

 最近はお手軽なランチ販売の効果もあり、以前よりも身近な存在になってきた感のあるKFC。「クリスマスのような特別な日だけではなく、お客さまに日常的にご利用いただく機会をより増やしていけるようにしていきたい」というKFCの今後の展開に注目したい。

このニュースに関するつぶやき

  • 地域限定だけど、ファミレスのココスが展開初期にメニューにあった。
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  • 初めて食った時「コレ、美味しいな〜」と思った。先日食った時「アレ、ちっちゃくなった?」と思った。
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