日本ハムがサインや写真撮影を全面自粛「例外なくご遠慮させていただく」

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2020年02月28日 15:10  ベースボールキング

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◆ 新型コロナ対策「チームを挙げて最善を尽くす」

 日本ハムは28日、新型コロナウイルスの感染の広がりを受け、選手や監督・コーチとの握手やサイン、写真撮影、プレゼントの受け取りなどを当面自粛することを発表した。

 プロ野球は26日にオープン戦及び教育リーグの試合を全試合「無観客」で行うことを発表したが、日本ハムはそれに加えて「球場やチームの移動時、宿泊先、合宿所・寮などファンの皆さまと接する機会は少なからずございますが、皆さまと選手双方の健康を第一に考え、例外なくご遠慮させていただくことになりました」と、あらゆる“ファンサービス”の一時自粛を決断した。

 また球団職員には検温を義務づけ、37.5度以上あった場合や、倦怠感や息苦しさがある場合は出勤を控えるとのこと。報道関係者に対しても本拠地では検温及び係員による健康状態の確認を実施していくという。

 日本ハムは「新型インフルエンザ」が流行した2009年に、ターメル・スレッジ、宮西尚生、糸井嘉男、二岡智宏、小谷野栄一といった主力が、発熱や新型インフルエンザにより離脱。当時二軍を主戦場にしていた中田翔や陽岱鋼といった若手にチャンスを与えることで苦境を凌ぎ、リーグ優勝を成し遂げていた。

 球団は「一日も早い事態収束を願い、チームを挙げて最善を尽くしてまいります。ご理解とご協力をお願い申し上げます」とコメントを発表。ファイターズファンとともに3月20日のシーズン開幕を迎えるために、万全の策をとった格好だ。

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