JR東日本、磐越東線上り始発列車が区間運休 - 代行バス期間は4年間

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2020年02月29日 17:12  マイナビニュース

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JR東日本仙台支社はこのほど、郡山駅の信号システム更新工事を行うにあたり、4月2日から一部曜日で磐越東線の上り始発列車の郡山〜三春間を運休し、代行バスを運行すると発表した。代行バスの実施期間は約4年間とされている。

信号システム更新工事により、駅構内の転てつ機や信号機などを制御する装置が取り替えられる。使用開始から約40年を超過し、老朽化した装置を更新するほか、転てつ機や信号機、踏切保安装置など設備の更新も行う。

ただし、東北最大規模である郡山駅の更新工事は他に例を見ない大規模工事となるため、列車が走行しない夜間工事のみで行うと、完了までに5年以上要するという。このため、始発の上り列車を一部区間運休とすることで工事期間の短縮を図り、4年程度での完了をめざす。

区間運休は磐越東線の上り始発列車(郡山駅5時30分発)の郡山〜三春間にて、毎週木曜日・土曜日に実施。運休する日は、代替として郡山駅4時55分発の代行バスを運転する。代行バスは三春駅に5時32分に到着し、同駅5時42分発の始発列車に乗換えとなる。その他の曜日については通常通り、郡山駅から始発列車を運転する。(佐々木康弘)
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