「お金が絆って理解できない」「笑い話にするのは……」ギャンブルが原因で借金し批判された芸能人

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2020年03月01日 18:02  サイゾーウーマン

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サイゾーウーマン

霜降り明星公式プロフィールより

 2月17日放送の『有田哲平と高嶋ちさ子の人生イロイロ超会議』(TBS系)に、お笑いコンビ・霜降り明星が出演。せいやが粗品のギャンブル好きを心配し、MC・有田と高嶋らに相談する一幕があった。

「粗品はギャンブルが原因で『M-1グランプリ2018』(テレビ朝日系)優勝前から借金を抱えていて『年収の3分の1しか借りられないんですけど、年収が上がったから借り入れが増えました』とブレーク後はさらに借金が増えたことを明かしました。せいやいわく粗品は、『イベントの前に(競馬を)何レースかやって大金を失っているので、ツッコミに全然覇気がない』『ネタ合わせよりもレースを優先』など仕事にも影響が出ているとのこと。負けることが多いとせいやに指摘された粗品は、『僕は勝ってる途中なんです。借金は増えてますけど、これはいずれ勝つためのプロセス。未来の自分に金を借りてるだけなんです』と説明しました」(芸能ライター)

 この放送に視聴者からは、「才能があるんだし、変なことで潰れてほしくない」「イメージダウンした」「ギャンブルを楽しむのは自由だけど、借金してまではダメ」という意見が飛び交った。

「また、お笑いコンビ・相席スタートの山添寛は、2月16日深夜放送の『博多華丸のもらい酒みなと旅2』(テレビ東京系)で、相方の山崎ケイから『中古車1台分』ほどの借金をしていたと語っています。毎月の返済によって着々と借金は減っていたものの、『今月、一気に増えましたね』と山崎が暴露。山添はボートレースにつぎ込んだといい、借金をふたりの“絆”と表現した上で『たくさん絆はいただきました』と感謝したんです」(同)

 この山添の発言に、ネット上では「お金が絆って、理解できない」「芸人とはいえギャンブルでの借金は笑えない」「どんなに親しくても、大金の貸し借りはやめたほうがいい」など厳しい声が寄せられた。

「2019年10月31日放送の『アウト×デラックス』(フジテレビ系)に、フリーアナウンサー・垣花正が出演。同年3月に25年勤めたニッポン放送を退社した垣花ですが、競馬にハマり23歳から10年間で約800万円もの借金を抱えたといいます。05年に行われた有馬記念では、全財産の160万円をG1最強馬と言われたディープインパクトに託すも、国内レースで初めて負けてしまうことに。その結果、借金が800万円、家賃は3カ月滞納、所持金が1,000円という事態に陥ったとか。両親に『給料もボーナスも出ない』とウソをついて金を借りたそうですが、その後も懲りずに競馬を続け、1600万円を得るも、全額競馬につぎ込んだといいます」(同)

 結局、ニッポン放送の同期が借金を全額立て替えてくれ、現在は完済したという。この事実を両親には伝えておらず、返済もしていないそうだ。垣花の告白にネット上では「家族や同僚に迷惑をかけていて笑えない」「笑い話にする神経を理解できない」など辛らつなコメントが上がった。

 厚生労働省は20年度からギャンブル依存症の治療を公的医療保険の対象にすると発表している。彼らは面白おかしく“ネタ”としてエピソードを披露したものの、もしかしたら治療する必要があるのかもしれない。

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