かつて一世を風靡した「朝バナナダイエット」。2020年に入って、バナナのビューティーパワーが再び注目されるようになってきました。それにはたくさんの理由があります。
ウエルネス＆ビューティーライター、ローフード・マイスターの筆者が、バナナのもつ栄養価と、美と健康をサポートするレシピをご紹介します。
■バナナの糖質は少ない！？
糖質を制限している方にとってバナナは要注意の果物と思われているようですが、実はそれほどバナナの糖質は高くありません。
ご飯150g（茶碗小1杯）の糖質が55.2gなのに対し、バナナ100g（1本）は21.4gです。1日に1本程度の摂取量であれば、太る要因にはなりにくいと考えられています。
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■たっぷりの「食物酵素」が美肌＆ダイエットをサポート
バナナを生で食べた際に摂取できるたっぷりの「食物酵素」を見逃してはいけません。これは、新陳代謝を高めるためにとても重要なものです。
新陳代謝が落ちてしまうと、せっかくとった栄養素が生かされず排出されたり、老廃物として身体にたまってしまう場合があります。酵素が不足していなければ肌のターンオーバーも整い、スムーズなデトックス効果も期待できます。
美肌やダイエットの強いサポート役の酵素をバナナでしっかりととりましょう。
■腸活とむくみ対策にも◎
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腸活にもバナナは欠かせない食材です。バナナは「食物繊維」や「ペクチン」「オリゴ糖」といった腸内の善玉菌を増やす成分が豊富なため、腸内環境の改善に大いに役立ちます。
さらに、体内の余分な水分を外に出す働きをもつ「カリウム」もとれるため、むくみ対策にはうってつけです。
■スイーツや軽食に！シンプルなバナナの美容レシピ3つ
バナナは簡単に食べられる果物ですが、ひと手間加えると満足感のあるスイーツや軽い食事がわりにもなります。
ダイエット中でも安心して食べられるレシピをご紹介します。
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(1)バナナチョコレートムース
一切火を使わずに作れるローフードスイーツです。
材料（2〜3人分）
・バナナ 1本
・アボカド 1個
・キャロブパウダー またはココアパウダー 大さじ2
・メープルシロップ 大さじ2
作り方
（1）バナナは冷凍したのち、潰しやすい固さになるまで自然解凍します。
（2）アボカドは皮と種をとり、（1）とキャロブパウダー、またはココアパウダーとメープルシロップと一緒にスプーンで潰しながらよく混ぜ、なめらかになれば完成です。
(2)バナナヨーグルトアイス
低糖質のローフードアイスクリームです。腸活にも最適です。
材料（作りやすい分量）
・バナナ 1本
・プレーンヨーグルト 200g
・豆乳 100g
・メープルシロップ 大さじ1
作り方
（1）バナナを細かく刻みます。
（2）（1）にプレーンヨーグルトと豆乳、メープルシロップを加えてなめらかになるまでよく混ぜます。
（3）（2）を型に入れ、冷凍庫で冷やし固めれば完成です。
(3)バナナとカッテージチーズの美肌サラダ
満足感たっぷりです。ダイエット中のイライラ改善にもおすすめです。
材料（2〜3人分）
・バナナ 2本
・キウイ 2個
・くるみ 20g
・カッテージチーズ 大さじ2
・プレーンヨーグルト 大さじ3
・レモン汁 小さじ2
・オリーブオイル 小さじ2
・塩 ひとつまみ
・はちみつ 小さじ2
・シナモン 少々
作り方
（1）バナナは斜め薄切りにし、キウイは半月切り、くるみは粗く砕いておきます。
（2）カッテージチーズ、プレーンヨーグルト、レモン汁、オリーブオイル、塩、はちみつをよく混ぜ合わせます。
（3）（1）を（2）で和え、シナモンを振って完成です。
どこでも手に入りやすく手軽に食べられるバナナは、天然の機能性表示食品と呼びたいほど、美と健康に役立つ万能の果物です。大人女性のお悩み改善のために、積極的に摂取することを心がけてください。
（ウエルネス＆ビューティーライター ユウコ「脂肪燃焼ダイエット」「ハッピーラッキー美人の秘密2」など、これまで4冊の自著を刊行。食、メンタルケアなどを通じて生活と人生の質を高めるメソッドについて、多方面にて執筆中。ブログも毎日更新中。）
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