チームバスを降りてロッカールームへと向かうC・ロナウド [写真]=Getty Images ユヴェントスに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのとある行動が話題となっている。
C・ロナウドは8日に行われたセリエA第26節延期分インテル戦にフル出場を果たし、自身の公式戦通算1000試合目を2−0の勝利で飾った。得点こそ挙げることは出来なかったが、試合前に披露した“神対応”で同試合におけるトピックスの一つとなった。
公式戦237回目の“イタリア・ダービー”は、イタリアでの新型コロナウイルスの流行を受け無観客試合で開催された。チームバスの駐車場からドレッシングルームへと伸びる連絡通路は、本来なら多くのファンが選手に歓声を送っているはずだが、この日は当然無人で静寂に包まれていた。それでも、チームバスから降りたC・ロナウドは左手を伸ばすと、“見えないファン”とのハイタッチを開始。最後はTVカメラに向けて眩しい笑顔を見せた。
No fans in Italy. @Cristiano gives fake high fives to air as he gets off the bus! pic.twitter.com/e69bpzJDIA— Darren Rovell (@darrenrovell) March 8, 2020
今後のセリエA開催も危ぶまれる中でトップスターが見せた陽気な対応は、週末の楽しみを失ってしまったファンの気持ちを少しでも和らげることになったはずだ。