ゲッツェ、今夏にドルトムント退団へ…レヴァークーゼンが獲得興味か

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2020年03月26日 06:30  サッカーキング

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ゲッツェはドルトムント退団濃厚に [写真]=Bongarts/Getty Images
元ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェは今夏のドルトムント退団が濃厚なようだ。ドイツメディア『Sport1』が25日に報じた。

 現在27歳のゲッツェは今シーズン限りでドルトムントとの契約が切れるが、現時点でクラブから新契約のオファーを受け取っていないため、今夏の退団が決定的だという。

 同メディアによると、レヴァークーゼンが獲得に興味を示しているようだ。レヴァークーゼンは、今夏移籍の可能性があるドイツ代表MFカイ・ハフェルツ(20歳)とドイツ人FWケヴィン・フォラント(27歳)の主力流出に備えて、後釜としてゲッツェを獲得候補にリストアップしている模様。“ドイツの新皇帝”とも称されるハフェルツの高額移籍が見込まれるため、フリーで獲得できるゲッツェには現在の年俸1000万ユーロ(約12億円)以上のオファーを出す可能性もあるようだ。

 これまでヘルタ・ベルリンやインテルなどがゲッツェの獲得に動いていると噂されてきた。しかし、ヘルタ・ベルリンは、獲得を望んでいたユルゲン・クリンスマン前監督が退任したため、獲得の意向はなくなった模様。同メディアは、イタリアやイングランドのビッグクラブに移籍する可能性があると見ているが、現在の新型コロナウイルス感染拡大の影響により、移籍の話は行き詰まっているという。

 ゲッツェはドルトムントの下部組織出身で2009年11月にトップデビューを飾った。2012−13シーズンまで主力として活躍し、2012年の国内二冠や2013年のチャンピオンズリーグ準優勝などに貢献。2013年夏に宿敵バイエルンに移籍してブンデスリーガ3連覇などを経験し、2014年にはブラジル・ワールドカップ決勝で決勝ゴールを挙げてドイツ代表を優勝に導いた。2016年夏にドルトムントに復帰したが、思うように出場機会を得られず、今シーズンもここまで公式戦19試合の出場にとどまっていた。

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