“金持ちYouTuber”ヒカル、150万円で『遊戯王』引退品を落札 “本当の価値”を視聴者に伝える

0

2020年03月26日 07:01  リアルサウンド

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

リアルサウンド

動画サムネイルより

 金持ちYouTuberのヒカルが3月24日、「ヤフオク詐欺?150万円で落札した引退品を店長と開封してみた結果…」と題した動画を投稿した。


(参考:会社乗っ取りを計画し、社内クーデターを指揮……YouTuberヒカル、破天荒すぎる営業マン時代の秘話を告白


 2月に実施して好評を博した「1ヶ月3000万円生活」に続いて、3月は「1ヶ月5000万円生活」に挑戦しているヒカル。これは、3月の1ヶ月間に投稿した動画の企画費で合計5000万円を使い切るという、金持ちYouTuberらしい大盤振る舞いのマンスリー動画シリーズだ。


 その一環としてこのほど、「ヤフオク!」で150万円かけて落札したカードゲーム『遊戯王』の“引退品”(引退するコレクターが一気に手放したコレクション)を落札し、懇意にしているカードショップ・遊楽舎で査定してもらう企画を敢行した。


 ヒカルが競り落とした引退品は、ダンボールに箱詰めされた状態。ヤフオク!の商品名欄には「13年分のコレクション大放出【赤字覚悟】」とだけ書かれており、封入されているカードの種類などは明記されていない。つまり開けてみるまで、何が出てくるのかわからないというわけだ。


 ヒカルは以前にも100万円で同様の遊戯王引退品を落札しており、その時は詐欺まがいの粗悪品ばかりだった。その時も査定に立ち会っている遊楽舎の店長(以下、店長)が、同じ過ちを繰り返すのではといぶかしむも、ヒカルは「怪しいのを買うのが僕じゃないですか?」と意に介さず、「それが1つのエンターテイメント」ときっぱり言い切った。価値あるカードなら動画映えするし、詐欺なら暴けばいい。その思い切りのよさが、ヒカルの強みだ。


 ヒカルと店長が2人でダンボールを開けると、カードが傷つかないための緩衝材替わりなのか、乱雑に詰め込まれた新聞紙が。それを見るなり、ヒカルは「うわ、もう嫌な予感してきた……」と顔をしかめ、店長も「とりあえず家の中にあるもの適当にまとめて送りたいですオーラがすごい伝わってくる」と苦笑いした。


 しかし新聞紙の奥には、価値の低いノーマルカードも多いものの、中には希少価値の高い未開封のブースターバック、構築済みデッキ、丁寧にファイリングされた「ホーリー・ナイト・ドラゴン」をはじめとしたレアカードの数々が封入されており、店長は「カードへの愛を感じる」「前のやつと一緒にするのが失礼なレベル」と出品者を褒めたたえ、ついには「150万円という気持ちもわかる」「(出品者が収集につぎ込んだ金額は)下手したら高級車買えるかもしれん」とまで言った。


 カードの数が膨大だったため、すべては査定できなかったものの、店長によると今回見積もっただけで25万円、全部だと「50万円くらいになるのでは」とのこと。ヒカルも「これは外れではなかった。すごい価値のある時間をもらったなという感じ」と、コレクターの思いを知って満足気な表情を浮かべていた。


 なお、1ヶ月5000万円生活はこの動画時点で、3978万8846円。ヒカルが体調不良で動画投稿に休みがあったこともあり、残り数日で使い切れるのか、気になるところだ。今回のように、やってみたくてもなかなか真似できないYouTuberならではの企画で、伝説を打ち立ててくれることに期待しよう。


(こじへい)


    ランキングIT・インターネット

    前日のランキングへ

    ニュース設定