ドコモの5Gスマホ「AQUOS R5G」に乗り換え 契約時の注意点は? 通信速度はどれくらい?

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2020年03月30日 13:22  ITmedia Mobile

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写真ドコモの「AQUOS R5G」を購入した
ドコモの「AQUOS R5G」を購入した

 いよいよ3キャリアの5Gサービスが開始した。既に5G端末の購入やスピードテストなどのレポートがあちこちで見られるが、筆者もいち早く5Gを体験すべく、NTTドコモの「AQUOS R5G」を購入した。ここでは購入時の手続きと、短時間ながら試せた5G通信に関するレポートをお届けしたい。



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●SIMは変更不要 2年縛りなしも、解約金発生の期限は引き継がれる



 筆者は3月25日の発売日や翌26日は都合がつかず、27日の午前に、都内量販店で機種変更の手続きをした。ブラックレイとオーロラホワイトのどちらを選ぶか直前まで悩んだが、その店舗では「ブラックレイ」が残り1台だったのと、5Gらしいカラーはこちらかな、ということで、ブラックレイを選んだ。



 LTE(Xi)からの契約変更になるので、それに関連する事項をまとめたい。まず、事務手数料は機種変更の2000円(税別、以下同)よりも1000円高い3000円がかかる。SIMカードはLTEで使っていたものから変更はなく、契約変更の手続き後に、SIMを入れ替えるだけでAQUOS R5Gで通信可能となった。ただし、このSIMを元のLTE端末で使えるかは、端末によって異なる。ドコモは、5G契約のSIMをLTE端末で使えるかどうかのリスト(※PDF)を公開しているので、こちらを参考にしたい。



 筆者は直近では「JOJO L-02K」や「M Z-01K」を使っていたが、リストでは、どちらも5G契約のSIMでは「利用不可」となっている。試しにJOJO L-02KにSIMを差し替えてみたところ、ピクトエリアに「4G+」のアイコンが現れ、通信も通話も問題なく利用できた。おや……? リストで利用不可となっていても、必ずしも使えないわけではないようだ。ただし、使えたとしても動作保証外となるので注意したい。



 料金プランは「5Gギガホ」か「5Gギガライト」を選択できる。料金体系はLTE向けの「ギガホ」「ギガライト」と似ているが、5Gギガホはキャンペーンという立て付けでデータ容量が無制限なのが大きな特徴だ。



 料金はギガホ→5Gギガホの場合、月額6980円(定期契約あり)→月額7650円(+670円)になり、ギガライト→5Gギガライトの場合、月額2980円〜5980円(定期契約あり)→月額3150円〜6150円(+170円)となる。月の途中で5Gに契約変更した場合、5Gの料金プランがさかのぼって適用され、LTEと5Gそれぞれの料金が日割り計算になるわけではない。ただしギガライトのデータ容量はリセットされず、LTEで消費した分が5G契約にも引き継がれる。



 また、5Gギガホと5Gギガライトのどちらも、定期契約(いわゆる2年縛り)はなく、いつ解約しても、解約金は発生しない。ただし、LTE時代に定期契約をしていた場合、解約金が発生する期間が留保され、5Gに変更後も、次の更新月より前に解約をすると解約金(9500円)が発生することは注意したい。筆者は「2020年11月30日」が解約金の留保期限となっているため、11月30日までにドコモを解約すると解約金が発生する(12月以降なら発生しない)。



 Apple Watchやワンナンバーフォンをスマホと連携して使うための「ワンナンバーサービス」を使っている場合、システムの都合上、5Gへの契約変更前にいったん解約し、5G契約後に再度契約し直す必要がある。



 上記を含む説明を受けた後、AQUOS R5Gで開通テストをして、手続きが終了。「スマホおかえしプログラム」には申し込まず、一括で購入した。手続き〜購入は約55分で終了したので、これまでの機種変更と契約に掛かる時間は大差ない。



●5G通信を早速試してみた



 さて購入後、いち早く5Gのスピードを体験したいと思ったものの、都内でドコモの5Gを利用できる場所は非常に少ない。弊社から近いところでは、ドコモ本社のある山王パークタワー27階のエントランスが5Gエリア化されているので、お邪魔して体験させてもらうことにした。まずは「Speedtest.net」アプリを使ってスピードテストを行った。



 17時30分頃に3回計測したところ、下りは1013Mbps、1112Mbps、919Mbps、上りは33.8Mbps、31.5Mbps、66Mbpsだった。27階エントランスの基地局は、外部からは見えない場所にあるそうだが、エントランスには人もまばらで、恐らく筆者以外は誰も5G通信をしていない環境だったと思われる。AQUOS R5Gの最大通信速度は、下りが3.4Gbps、上りが182Mbps。この理論値並みとはいかなかったが、実測で下り1Gbpsを超えたのは初めてで、5Gの実力を体感できた。



 AQUOS R5Gで5GをオフにしてLTEで3回計測したところ、下りが75.4Mbps、714Mbps、693Mbps、上りが18.8Mbps、49.1Mbps、48.1Mbpsだった。下りは10倍近くバラツキがあったが、さすがドコモ本社。LTEの速度も非常に速いことが分かったが、5Gに迫る数字だったので、やや複雑な思いも。



 なお、通信速度が上がるほど、スピードテストでやりとりするデータ容量は増大になり、5G接続時に3回試しただけで、一気に4.36GBものデータを消費してしまった。5Gギガライトでは7GBまで使えるとはいえ、このような測定をする場合、普段使いも含めて考えると、やはり5Gギガホを契約した方が安心だ。



 では、実際の利用シーンにおける通信はどれぐらい速いのか。Netflixで映画「バクマン。」のダウンロード時間を計測してみた。約2時間の映画で、データ容量は580MBだ。まずは5G接続時のダウンロード時間から。ストップウォッチで3回計測したところ、9.12秒、8.89秒、8.91秒だった。LTE接続時のダウンロード時間は34.29秒、15.89秒、25.41秒だったので、実際の通信も速いことが分かった。



 ただし5G接続時でも、端末をソファに置いた状態で試したところ、46.63秒もかかってしまった。10秒以内でダウンロードできたのは、端末を持った状態で測ったとき。まだ電波の状況が安定していないのか、端末の向きでここまで速度が変わることは少し気になった。



 その後、同じく5Gエリア化されているドコモショップ日本橋店に立ち寄ってみたが、閉店後で店内には入れず。店舗前で一瞬5Gをつかんでピクトエリアに「5G」と表示されたが、すぐに「4G+」に戻ってしまい、ここでは“ギガ超え”の通信は体験できなかった。



 5Gを体験できる場所はまだ少ないが、その実力の一端を垣間見ることはできた。着実にエリア化が進み、5Gを体験できる場所が増えることに期待したい。


このニュースに関するつぶやき

  • 新しくsim発行になるなら事務手数料の発生って判るんだけど、そのまま使えるのに通常よりも高いって理解不能…まぁ、変更しなくてもOKだったのにあえて新しいSIM発行して、手数料取るauよりマシだが…
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