トランプ大統領、ヘンリー王子夫妻のLA移住に「警備費を支払うつもりはない」

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2020年04月01日 06:02  Techinsight Japan

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ヘンリー王子夫妻の警備費に触れたトランプ大統領(画像は『President Donald J. Trump 2020年2月5日付Instagram「The unemployment rate is the lowest in over half a century!」』のスクリーンショット)
英時間26日、英紙『The Sun』はヘンリー王子・メーガン夫妻がロサンゼルスへ移住したと報じた。その後ドナルド・トランプ米大統領がSNSを更新し、米国はロスへ移住した夫妻に警備費を支払うつもりはないと断言した。

ヘンリー王子・メーガン夫妻はすでにカナダのバンクーバーで借りていた邸宅を去り、プライベートジェットで米国入りしたと伝えられている。新型コロナウイルス感染拡大防止策のため、カナダと米国の国境が封鎖される直前の行動だったようだ。この報道を受けたトランプ大統領は米時間29日、自身のTwitterでヘンリー王子夫妻の警備費について言及した。

「私は女王と英国の良き友であり、彼らを慕っている。英国を去ったハリーとメーガンは、カナダに永住すると報告されていた。そして今、彼らは米国へ来るためにカナダを去った。いずれにせよ、米国は彼らの警備費を支払うつもりはない。自分で支払うのだ!」

ヘンリー王子夫妻のスポークスマンは、彼らの警備について次のように述べている。

「サセックス公爵夫妻は、米国政府に警備費の支払いを求める予定はありません。すでに自己資金による警備の準備が整っています。」

今年1月、英王室とサセックス公爵夫妻は会議を行い声明文を発表していた。その中には「サセックス公爵夫妻は、今後も夫妻と息子を守る効果的な警備を継続することで合意した」とあり、英王室側と合意していたのだ。

ヘンリー王子は英王室に生まれ、兵役に服した人物だ。一方でメーガン妃は元女優として知られる。こうした2人のプロフィールに加え、これまでの彼らに対する非難などを考慮するとアーチー君を含む家族全員の警備は必要不可欠だ。専門家の話では警備員1人の給料は年間10万6千ポンド(約1400万円)ほどで、一家には12人の警備員を要するという。このほか交通費や宿泊費、残業代なども支払うことになると推測している。

これに対し英国の警察は、多額の費用を費やして世界中を飛び回る夫妻の警備を行うのは難しいと感じているようだ。元ロンドン警視庁の警備官は、英紙『Mirror』にこのように述べている。

「彼らの現在の状況では、計画は実行不可能だ。ハリーとメーガンがやっていることは前例がないうえ、彼らは規律に従おうと行動しているとは思えない。」
「ロンドン警視庁では、訓練を受けた警察官が不足している。警察の苦痛を増やすだけだ。」

英紙『The Sun』によると、ヘンリー王子夫妻はロサンゼルスへの移住をかねてから計画していたという。ロサンゼルスはメーガン妃の故郷であり、彼女が女優として活動していた土地だ。そしてなにより夫妻がハリウッドで活動するためのエージェントや宣伝会社などビジネスの拠点とする場所でもある。

ちなみにバッキンガム宮殿は、ヘンリー王子夫妻がロサンゼルスへ移住したとの噂について言及しておらず、2人の警備の問題についてもコメントを控えている。

画像は『President Donald J. Trump 2020年2月5日付Instagram「The unemployment rate is the lowest in over half a century!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

このニュースに関するつぶやき

  • そりゃそうだw結局人目にさらされる職業にしかつけないメーガンだと思うのに。何が違うんだか。王室には不向きな女性なんでしょうな。
    • イイネ!18
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