コスプレ郵便配達員、自宅待機中の住民たちを元気づける(英)

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2020年04月03日 06:01  Techinsight Japan

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写真コスプレ衣装はすべて自前という郵便配達員(画像は『Metro 2020年3月31日付「Postman delivers in fancy dress to cheer people up during lockdown」(Pictures: North News/NCJ Media)』のスクリーンショット)
コスプレ衣装はすべて自前という郵便配達員(画像は『Metro 2020年3月31日付「Postman delivers in fancy dress to cheer people up during lockdown」(Pictures: North News/NCJ Media)』のスクリーンショット)
現在英国全土では、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として外出禁止令が出ている。人々が自宅で過ごす中、ある郵便配達員がコスプレ衣装を着て配達を行い地域の住民を元気づけている。『Metro』『Sunderland Echo』などが伝えた。

英国人のジョン・ワトソンさん(39)は、英ロイヤルメール(Royal Mail)に4年間務める郵便配達員で現在は英国北東部にあるボルドン地区の配達を担当している。英国では現在外出禁止令が出ているため、住民たちは家に閉じこもったままで来訪客もない。そんな人々を元気づけようと、郵便配達員のジョンさんはコスチュームを着て配達を始めたのだ。

これまでにジョンさんは、チアリーダーやリトル・ボー・ピープ(Little Bo Peep・羊飼いの少女)、剣闘士などの衣装を着て配達を行い、住民たちの心を和ませた。コスプレ姿で配達することについては、すでにロイヤルメールから了解を得ているという。必ず身分証明書を提示し、会社が用意した配達員用の靴を履いていれば良いとのことだ。ジョンさんは衣装を着て配達することについて、このように語っている。

「今は誰もが不安な気持ちを抱えている。住民たちが家族以外の人に会えるのは郵便配達員ぐらいなんだ。みんなに笑顔を与えるきっかけになるならいいんじゃないか。」
「人々が家から出てきて、僕に会いに来てくれるのは嬉しいよ。みんなの笑顔を見ることは、僕にも元気を与えてくれるんだ。」

これらのコスチュームはすべて自前だが、クローゼットには他にもたくさんの衣装があるといい、それには事情があった。ジョンさんは、パートナーのニーラさんや10代になる2人の子供たちと暮らしている。4人は毎年12月26日に英国北東にある街サウス・シールズで開催するがん基金のイベントに参加しているそうだ。12月26日はボクシング・デーと呼ばれる英国の祝日で、「ボクシング・デー・ディップ」と呼ばれるチャリティイベントではコスチュームを着て海で泳ぎ、寄付金を集めるのだ。その際に使用したコスチュームがクローゼットに溜まっていたことから、今後も配達時に着ていく予定なのだという。

ジョンさんが配達する地域に住む女性ゾーイ・グラントさんは、彼の仕事へのひたむきさと住民への温かい心遣いをこのように称賛している。

「ジョンは、地元の住民たちに本当に前向きなメッセージを送ってくれているわ。ウイルスは悲観的なものじゃないってね。それに、こんな状況でも社会を動かしたり命を救うために働いている人たちが楽しんで仕事をすることができるのよ。ユーモアと誇りを持ってね。」
「ジョンが私たちの配達員であることを、誇りに思うわ。次のコスチュームが楽しみでたまらないの。」

なおジョンさん自身は、今後も仕事を継続できるのかと不安を抱えているという。しかし現在も馴染みの地域で配達を行い、愛する住民たちに会えるという自分の運の良さに感謝しているそうだ。

画像は『Metro 2020年3月31日付「Postman delivers in fancy dress to cheer people up during lockdown」(Pictures: North News/NCJ Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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