「まるで戦争のよう」…アンチェロッティ監督、母国の現状に心を痛める

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2020年04月04日 09:11  サッカーキング

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アンチェロッティ監督が新型コロナの影響についてコメントした [写真]=Getty Images
エヴァートンのカルロ・アンチェロッティ監督が、新型コロナウイルスの感染拡大が与える影響についてコメントした。3日、スペイン紙『アス』がフランス紙『レキップ』を引用して伝えた。

 アンチェロッティ監督の母国イタリアでは、現在12万人以上の感染者数が確認されており、3日時点の死者数総計は1万4681人に上っている。感染者増加率の減少や回復者数の大幅な増加などピーク脱出を示唆するデータも出始めているが、いまだに事態が終息するメドは立っていない。

 アンチェロッティ監督は、「この世界は変わりつつある。誰もがかつての日常に戻るということはありえない。これはまるで戦争のようであり、終息後も戦後のようになるだろう。(イタリアでは)ウイルスが1日に600人以上の命を奪っているのは気がかりだよ。毎日、多くの同胞の訃報を聞かされるのはつらいことだ」と語り、新型コロナウイルスが多くの人から家族や仕事を奪っている現状に心を痛めた。

 また、同監督はシーズンを再開する目安については、次のような持論を展開。「重要なことは、すべてのクラブが同時にスタートラインに立ち、どのクラブにもアドバンテージがないことだ。選手は15日間で(試合の)準備ができる。大事なのは、選手や記者、スタジアムのスタッフなど、誰もが確実に保護されることだよ。無観客試合を行うのはベストではないけど、それも選択肢の一つだね」と語り、すべてのクラブが万全の準備を揃えられるまで再開すべきではないとの見解を示した。

 なお、プレミアリーグは3日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて「安全と判断されるまで」リーグを無期限で中断することを決定している。

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