「ボギー」「バーディー」の由来は意外な言葉 ゴルフのうんちく6連発!

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2020年04月05日 08:00  AERA dot.

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写真渋野日向子選手。「スマイリング・シンデレラ」と呼ばれる(写真/朝日新聞社)
渋野日向子選手。「スマイリング・シンデレラ」と呼ばれる(写真/朝日新聞社)
 話題になったニュースを子ども向けにやさしく解説してくれている、小中学生向けの月刊ニュースマガジン『ジュニアエラ』では、毎号、一つのスポーツを取り上げて、やっても見ても楽しくなるうんちく(深〜い知識)を紹介。4月号は、ゴルフを取り上げたよ。

【写真】東京五輪での活躍も期待される石川遼選手

*  *  *
【競技の内容】
静止したボールをクラブという道具で打ち、遠くにある小さな穴(カップ)まで、いかに少ない打数で入れられるかを競う競技。五輪競技としては、2016年のリオデジャネイロ大会(ブラジル)で112年ぶりに復活した。東京大会は男子個人と女子個人の2種目が行われ、1日1ラウンド(18ホール)、4日間で4ラウンド(72ホール)をプレーし、合計の打数が少ない順に上位となる。

【ゴルフのうんちく6連発!】

(1)羊飼いの遊びが起源?
昔、イギリス・スコットランドの羊飼いの少年が、木の枝で小石を打って遊んでいた。すると石は偶然、ウサギの巣穴へ―。これが、ゴルフの始まりだといわれている。ただし、ゴルフの起源にはこれ以外にもさまざまな説がある。

(2)「ボギー」は幽霊?
以前、ゴルフは、2人が対戦し、より少ない打数でボールを入れたほうが勝ちというルールだった。しかし、やがてホールごとに、「3打」「4打」「5打」などの基準打数が設けられ、一人ひとりがスコアをつけて競うように。特定の対戦相手の代わりに、必ず基準打数でプレーする「仮想の選手」と競うわけだ。その「仮想の選手」を、当時の流行歌に出てくる幽霊「ブギーマン」にたとえた人がいた。現在、基準打数より1打多いことを「ボギー」というのは、この「ブギーマン」が由来だといわれる。

(3)「バーディー」は幸運の鳥?
基準打数より1打少なくボールをカップに入れることを、「バーディー」という。さまざまな説があるが、幸運の象徴であるバード(鳥)にちなんだものだといわれる。基準打数より2打少ない場合は、大きくて強い鳥の「イーグル(ワシ)」、3打少ない場合は、飛ぶ力がとても強い「アルバトロス(アホウドリ)」が使われる。

(4)カップの位置は毎日違う!
ボールを入れるゴールに相当するカップは、グリーンと呼ばれる区域に一つだけ設けられている。ただしカップの位置は決まっておらず、日ごとに変わる。ホールカッターという道具を使い、スタッフが毎日、前の日とは違う位置の芝を筒状に切り取り、新しい穴をあけるのだ。切り取った芝は、古い穴にはめて、きれいに整える。

(5)「ドッグレッグホール」って何?
ホールの中には、コースが途中で左または右に曲がっているものがある。こうしたホールを「ドッグレッグ(イヌの脚)ホール」という。イヌの脚が曲がっていることからつけられた名前だ。

(6)アメリカ大統領の特別ルール
以前のアメリカの大統領・アイゼンハワーは、ゴルフがとても好きだったが、心臓の持病があった。そこで、ボールがグリーンに乗った場合、そこから2打プラスすれば、カップにボールを入れなくてもOKという特別ルールが設けられた。ボールがカップに入るかどうかと緊張して、心臓がドキドキするのを防ぐためだ。

【東京五輪で輝け! 渋野日向子 選手】
1998年、岡山市生まれ。8歳でゴルフを始め、2018年、プロテスト合格。19年、世界のメジャー大会の一つ「AIG全英女子オープン」に初出場で優勝。メジャー大会を日本勢が制したのは男女を通じて42年ぶり2人目の快挙で、その笑顔から「スマイリング・シンデレラ」と呼ばれた。

【東京五輪で輝け! 石川 遼 選手】
1991年、埼玉県生まれ。6歳からゴルフを始める。2007年、15歳(高校1年)で日本男子ツアー史上最年少優勝を飾り、「ハニカミ王子」と呼ばれた。08年1月にプロ転向。19年には史上最年少の28歳で生涯獲得賞金10億円を突破。

●オリ・パラのうんちく「IOCの第一公用語はフランス語」

 国際オリンピック委員会(IOC)の公用語は英語とフランス語。ただし、1972年まではフランス語だけが公用語だった。「近代五輪の父」クーベルタンがフランス出身だったためだ。今でもフランス語が第一公用語で、英語より優先されている。

 各大会では、二つの言語のほか開催国の公用語(東京大会なら日本語)も公用語として扱われる。しかし、世界中から集まる選手や報道陣、観客には、三つの言語ともわからない人もいる。そこで、東京都を始めとする各機関は、さまざまな言語の通訳を確保するほか、「多言語対応協議会」を設置し、国や自治体と連携して、外国人旅行者が快適に滞在するための取り組みを進め、交通機関や道路、ホテルなどの案内表示・標識をわかりやすくするほか、自動翻訳機などを使った民間サービスの導入支援も行っている。

 ラグビーワールドカップでは、日本各地の人々が、各国代表の言語で国歌を歌うなどのおもてなしが好評だった。東京五輪・パラリンピックも言語を通じて世界中の人々と触れ合うきっかけとなることが期待される。

※月刊ジュニアエラ 2020年4月号より

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