チェルシーに所属するブラジル代表FWウィリアンが、今シーズン限りでの退団を示唆した。5日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在31歳のウィリアンは2013年8月にチェルシーに加入し、ここまで公式戦通算329試合の出場で59ゴール59アシストを記録している。チェルシーとの現行契約は2020年6月までとなっており、今夏にフリーでの移籍が可能となる。
30歳以上の選手とは1年の契約延長しか結ばない方針であるチェルシーだが、長年活躍しているウィリアンには2年の契約延長オファーを提示しているという。しかし、3年契約を求めている同選手は大手メディア『FOX SPORTS』の番組で、いまだ契約延長には至っていないことを改めて明らかにした。
「僕はチェルシーで素晴らしいものを作り上げた。特にファンやここで働く人たちが好きで、僕はとても落ち着くことができた。誰もが僕の契約は数カ月で終了することを知っているが、延長で合意することは難しそうに見える」
「チェルシーは2年の契約延長をオファーしてくれたが、僕は3年を要求してそこで終わっている。これ以上の交渉はない。チェルシーは3年契約は不可能だと言っていたから、現時点では延長する可能性は低いと思う。それでも何が起こっても不思議ではない」
「何が起きるかはわからない。もしかしたら、突然合意するかもしれないからね。それでも、今日言えることは僕の契約は満了を迎え、フリーとなってどのクラブとも自由に交渉できるということだけだ」