アトレティコがナポリFWロサーノに関心…今季セリエAでわずか2得点

アトレティコ・マドリードはナポリに所属するメキシコ代表FWイルビング・ロサーノの獲得に関心を示しているようだ。5日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。

　ロサーノは今季からナポリでプレーするアタッカー。PSVからやって来たメキシコ代表は、序盤戦にこそ前線で存在感を放ったものの徐々に出番を減らしていき、16試合で2ゴール1アシストと物足りない結果に終わっている。新たな環境に順応しきれていないロサーノには、母国語のスペイン語を使用できるリーガ・エスパニョーラのチームへ移籍するのではとの話もあがっているようだ。

　今夏の移籍市場で前線の強化を望んでいるアトレティコは、そのロサーノをターゲットの1人としてリストアップしている模様。前線のタレント不足を解消したいクラブにとって、左サイドを本職としながら、右サイドや中央でもプレー可能なロサーノの獲得は効果的な補強となるようだ。今夏には、獲得に名乗りを上げるエヴァートンやセビージャ、バレンシアらとの競合の勃発が予想されている。