医師の「ワクチン試験はアフリカで」発言にアラバが激怒…「本当に医者か?」「想像もできない人種差別」

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2020年04月07日 12:25  サッカーキング

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医師の発言を批判した、バイエルンのアラバ [写真]=Getty Images
バイエルンに所属するオーストリア代表DFダヴィド・アラバが、テレビの討論番組における2人のフランス人医師の発言内容に激怒している。6日に、スペイン紙『アス』が報じている。

 問題の発言は、フランスの民間テレビ局『TF1』の討論番組内で発せられた。パリのコーチン病院の集中治療部長であるジャン・ポール・ミラ氏と、国立保健医学研究所の研究部長であるカミーユ・ロシェ氏が、新型コロナウイルスワクチンの試験はまずアフリカで行うべきだと主張した。これに対し、元コートジボワール代表のディディエ・ドログバ氏や、元カメルーン代表のサミュエル・エトオ氏が非難のコメントを発表。さらに、アラバも自身のツイッターで批判を展開。2人の医師を糾弾している。

「アフリカで新型コロナウイルスのワクチンを試してみようだって??? この2人の男は本当に医者なのか、ピエロじゃないのか?」

「これは想像もできなかった、一種の人種差別だ。とても不名誉で、受け入れがたい主張だよ! このウイルスと戦うために、僕たちはみんなで協力し合う必要があるのに」

 2人のフランス人医師の発言の真意は定かではないが、大きな波紋を生む危険な表現だったことは間違いない。

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