評価を高めたのは? プレミアで平均レーティングが最も上昇した選手ベストイレブン

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2020年04月07日 18:45  サッカーキング

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ベストイレブンにはデ・ブライネやヘンダーソンらも選出 [写真]=Getty Images
現在、世界中で新型コロナウイルスが蔓延している。感染拡大に歯止めがかからず、プレミアリーグも中断が続いており、再開の目途が立たない状況だ。

 そんななか、イギリスメディア『planetfootball』は3日、「プレミアリーグで平均レーティングが上昇した選手のベストイレブン」を発表した。同メディアは、統計サイト『WhoScored.com』が200以上のスタッツから自動的に算出するレーティングの平均値を比較。昨シーズンと比較して最も数値が伸びている選手をベストイレブン形式で選び出した。なお、今回は「4−3−3」のフォーメーションを採用している。

 果たして、どんなプレーヤーたちが名を連ねたのか。11名の選手を紹介しよう。

※以下、情報はすべて4月6日時点のもの
※比較対象者はプレミアリーグで昨季10試合以上、今季20試合以上に出場した選手のみ
※レーティングは10点満点
※カッコ内は(所属クラブ/国籍/年齢)

▼GK
マシュー・ライアン(ブライトン/オーストラリア/27歳)


 GKで最も評価を高めたのは、ブライトンの正守護神を務めるライアンだった。昨シーズン、34試合で記録したクリーンシート数「6」を、今シーズンは29試合で達成。1試合平均の失点数も「1.6」から「1.3」に減少した。レーティングの平均値は昨シーズン比で0.3ポイント上昇し、今シーズンは「6.71」となっている。

▼DF
リカルド・ペレイラ(レスター/ポルトガル/26歳)


 R・ペレイラは昨シーズン、新加入ながら右サイドバックの定位置をつかみ、クラブの年間MVPに選出された。今シーズンもレギュラーとして高いパフォーマンスを披露しており、タックル数はリーグ最多の「119」を記録。さらに3つのゴールを奪うなど、攻守両面で欠かせない存在となっている。レーティングの平均値は昨シーズンの「7.34」から「7.5」に上昇した。

ジェリー・ミナ(エヴァートン/コロンビア/25歳)


 バルセロナから加入した昨シーズンは新天地への適応に苦しみ、13試合の出場にとどまった。しかし、2年目の今シーズンはレギュラーを奪取。25試合に出場し、レーティングは昨シーズンよりも0.28ポイント高い「6.85」を記録している。エヴァートンのセンターバックでは、マイケル・キーン(6.7)やメイソン・ホルゲート(6.73)を上回るチーム最高点だ。

フェデリコ・フェルナンデス(ニューカッスル/アルゼンチン/31歳)


 ニューカッスルでセンターバックを務めるフェルナンデスも評価を高めた選手の一人だ。在籍2年目となる今シーズンはスティーヴ・ブルース新監督の信頼を勝ち取り、23試合に出場。190cmの長身を武器に安定した守備を見せ、平均レーティングは昨シーズンの「6.62」から「6.84」に上昇した。今年3月には、今シーズン限りとなっていた契約の1年延長を勝ち取っている。

ディエゴ・リコ(ボーンマス/スペイン/27歳)


 左サイドバックで大きく株を上げたのが、ボーンマスに所属するリコだ。新加入だった昨シーズンはなかなか出番を得られず、スタメンで出場したのも5試合だけ。しかし今シーズンはチームに負傷者が相次いだこともあり、すでに21試合で先発出場している。今シーズンの平均レーティングは「6.99」と、昨シーズン比で0.63ポイント増となった。

▼MF
ジョーダン・ヘンダーソン(リヴァプール/イングランド/29歳)


 首位独走のリヴァプールをキャプテンとしてけん引するヘンダーソンが、MFの一角に入った。今シーズンの平均レーティングは「7.20」とチームで7番目の数値だが、昨シーズン比で0.53ポイント増を記録。ゴール数(1→3)、アシスト数(3→5)ともに数字を伸ばしていることも高評価の要因だろう。今シーズンのMVP候補に推す声も多く、ユルゲン・クロップ監督も「彼は別格だ」と賛辞を惜しまない。

ケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・C/ベルギー/28歳)


 昨シーズンは負傷の影響で、19試合の出場にとどまったデ・ブライネ。ケガから回復した今シーズンは26試合に出場し、欧州5大リーグ1位タイの16アシストを挙げるなど、完全復活を遂げた。平均レーティングは昨シーズンよりも0.87ポイント高い「7.92」となっており、今シーズンのプレミアリーグで20試合以上に出場した選手の中で最高の評点を獲得している。

スコット・マクトミネイ(マンチェスター・U/スコットランド/23歳)


 マクトミネイは昨シーズン、途中出場7試合を含む16試合に出場し、2ゴールをマークした。今シーズンは開幕からスタメンの座を勝ち取ると、ここまで20試合に出場して4ゴールを記録。平均レーティングは昨シーズンから0.62ポイント増の「7.1」となっている。献身的な守備と前への推進力を武器に中盤を支えており、“赤い悪魔”の次代を担う存在として、大きな期待を寄せられている。

▼FW
アダマ・トラオレ(ウルヴァーハンプトン/スペイン/24歳)


 今シーズン、最も大きなインパクトを残している選手の一人がトラオレだろう。抜群のスピードとパワーで相手DFを圧倒し、次々にチャンスを演出。ここまで28試合に出場し、4ゴール7アシストを記録している。この活躍ぶりはレーティングにも反映されており、昨シーズンの「6.59」から「7.61」と1ポイント以上もアップしている。今シーズンのプレミアリーグで20試合以上に出場した選手の中では、デ・ブライネに次ぐ高評価となっている。

マーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・U/イングランド/22歳)


 昨シーズンは33試合に出場して10ゴールをマーク。トップチームデビュー後、初のシーズン2桁得点を達成した。今シーズンはさらに早いペースで得点を重ね、22試合出場で14ゴールを記録。マンチェスター・Uの“10番”にふさわしい活躍を見せており、平均レーティングは「6.95」から「7.34」へと上昇した。

ガブリエル・ジェズス(マンチェスター・C/ブラジル/23歳)


 マンチェスター・Cで4年目のシーズンを過ごすG・ジェズスも、評価を高めたFWの一人だ。今シーズンは24試合に出場し、昨シーズンの7ゴールを超える10ゴールをマーク。平均レーティングは昨シーズン比で0.55ポイント増の「7.19」を記録している。チャンピオンズリーグでもチーム最多タイの5ゴールを奪うなど、飛躍の1年となっている。

(記事/Footmedia)

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