アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、今夏の移籍市場における補強方針についてコメントを残している。10日にイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じた。
アルテタ監督は今シーズン、解任されたウナイ・エメリ氏の後任としてクラブの新指揮官に就任。チームの守備面を瞬時に改善させた同監督は、ファンからも熱く支持されており、アーセナルは過去の栄光を取り戻すべく、新たな時代の幕開けとなった。
それに伴い、今夏の移籍市場での補強方針についてアルテタ監督は前向きなコメントを残している。新型コロナウィルスの影響で選手の市場価値や移籍市場の開幕時などが変更になることが予想される中、アーセナルはどのように補強を行っていくのであろうか。
アルテタ監督は次のように語った。
「私は複数のシナリオを視野に入れて考えている。移籍市場の中で大きな動きを見せれるか、適度な動きが見せれるか。また、最悪の場合、全く動くことができないことも可能性としてはあり得る」
「日々変化を遂げる新型コロナウィルスの影響に、常にアクションを起こさなくてはならない。契約上のルールや市場開幕のタイミングなどが現時点では不透明なため、コントロールできない要因も多い」
アルテタ監督は先月、新型コロナウィルスに感染し、自宅での治療を受けていたが、現在は完治した模様。プレミアリーグ全体の復帰も明らかになっていない中、今後サッカー界はどのような対応をしていくのであろうか。