アニメ『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』、クレジット表示なしのオープニング曲が話題 SNSは予想合戦に

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2020年04月10日 20:01  リアルサウンド

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 『富豪刑事』と聞いてピンと来るのは、今の20代中盤以上の人だろうか。同作は、筒井康隆が1970年代に発表した連作推理小説。深田恭子が主演を務めた2005年放送の連続TVドラマで当時の若者にも知名度が広がり、今年4月からはフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」にて、TVアニメ『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』として新作品がオンエア中だ。


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 同アニメでメインキャラクターを演じるのは、ダンサー/俳優の大貫勇輔(神戸大助役)と、宮野真守(加藤春役)の2名。『富豪刑事』といえば、浮世離れした性格の神戸が、事件解決のために自身の有り余る富をばらまく姿が作品の象徴といえるが、今作においてもそのスタンスが遺憾なく発揮されている。実際にオンエア前に公開された予告映像の時点で、神戸が取り調べ中の容疑者から“言い値”での情報買収を試みる一方、そんな彼の相棒である加藤が神戸と衝突するシーンが。彼らがバディとしてどのように成長していくのかに、早くも注目が集まっていた。


 さて、これまでに『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズを筆頭として、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』や『僕だけがいない街』など、数々の名作を世に送り出してきた「ノイタミナ」だが、先日に放送されたばかりの『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』第1話を観て、ストーリーのほかに特に気になったのがオープニングテーマだ。


 というのも、同曲はオンエア時に楽曲クレジットなどが表示されず、アニメ公式サイトなどを探してみても、これといった情報が見つからなかったのである。そのため、オンエア終了後にSNSを覗いてみたところ、すでに視聴者の間では“誰が歌っているのか”という予想合戦に。なかでも、ボーイズグループの名前がしばしば目撃された。


 中でも、今年1月発売のデビューシングル曲「Imitation Rain」を、YOSHIKI(X JAPAN)が提供したSixTONESといった、サウンド面でカッティングエッジな成果を生み出している男性アイドルグループが濃厚では、という意見が多かった。SNSの広告として使用された告知画像の「×」がSixTONESのメンバーカラーと同じ6色になっていることも、その説を後押ししているようだ。


 “アーティスト”としての側面を押し出しているグループが次々に登場している現在、今回のような先進的なサウンドの楽曲をもって、もし仮にアニメ主題歌を担当していたとしても疑問ではないはず。むしろ、『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』における今後のストーリー展開に寄り添い、作品をどのように盛り上げるのか、その“化学反応”にも期待が高まるところである。


 思えば、同アニメで監督を務める伊藤智彦は、2019年に発表したオリジナル劇場アニメ『HELLO WORLD』にて、実験的な音楽プロジェクト集団“2027Sound”を企画。同集団には、OBKR(小袋成彬)やSTUTSといった気鋭のクリエイターを迎えており、映像のみならず、音楽面での表現にも思索を巡らせていたことが印象深い。そんな背景も踏まえるに、『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』の主題歌が、サウンド的に“攻めた”アーティストの人選になっても不思議ではないだろう。


 いずれにせよ、次回以降には同曲のクレジットも明らかになると考えられる。こういった仕掛けもまた、劇中の事件を“捜査”するというミステリー要素とも親和性が高く、今後の展開も自然とワクワクさせられるものだ。ひとまず今は、第1話のストーリーや件の楽曲を楽しみながら、その続報を待っていようと思う。(一条皓太)


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