スーパーフォーミュラ富士合同テスト:初日は平川亮が午前・午後とも首位に。ホンダ勢が続く

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2020年04月10日 21:41  AUTOSPORT web

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全日本スーパーフォーミュラ選手権の富士公式合同テストの初日トップタイムをマークした平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
3月24日、全日本スーパーフォーミュラ選手権公式合同テストのセッション2が富士スピードウェイで行われ、午前に続き晴天の下行われたセッションでは、セッション1に続き平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がトップタイムをマーク。福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が2番手、ルーキーの大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)が3番手につけた。

 晴天に恵まれたものの早朝は非常に風が強く、冷え込みのなか迎えたスーパーフォーミュラ富士公式合同テスト。13時20分からスタートしたセッション2は、引き続き晴天のなかで始まった。午前のセッション1でマシンを破損していた小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)も修復なりコースイン。序盤、セルジオ・セッテ・カマラ(Buzz Racing Team with B-Max)がコースインできなかったが、途中から走行を開始した。

 気温が上昇したこともあったか、このセッション2では大きなアクシデント等はなく、赤旗中断がないまま走行が続いていく。序盤、1分21秒103というタイムをマークしたのは、セッション1でも首位だった平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)で、山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)と続いていく。

 各陣営ともにメニューをこなしながら走行を進めていき、セッション終盤にはアタックが展開されていく。まず最初に1分20秒台に入れたのは、ルーキーの大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)。これを福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が上回り、さらに山本、野尻智紀(TEAM MUGEN)も1分20秒台に突入した。

 ホンダ勢が上位を占めてセッション2は終了するかと思われたが、チェッカーとともに1分20秒677にタイムを上げたのは平川で、この日の2セッションをどちらもトップで終えた。福住が1分20秒694で2番手、大湯が3番手でセッションを終えた。

 4番手は山本、5番手には野尻がつけ、6番手には中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM'S)がつけることに。ルーキー勢ではサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)が1分21秒621で10番手。シャルル・ミレッシ(GOLDEX Racing Team with B-Max)は15番手、セルジオ・セッテ・カマラ(Buzz Racing Team with B-Max)は19番手、タチアナ・カルデロン(ThreeBond Drago CORSE)は20番手でセッションを終えている。

「フィーリングは今のところいいですが、テストで良くてもレースでは違うのは毎回のことなので、結果はあまり気にしていません。ただ、12月の鈴鹿テストから考えてきたことがうまくはまっているので、その点では結果が出て良かったです」とトップタイムをマークした平川。

「ただ、この先もっと良くしなければ追いつかれてしまうので、先を見据えながらどんどんやっていきたいと思います」

 なお、この日はTCRジャパンシリーズのテストも行われているが、ワンデーのみの開催で、3月25日はスーパーフォーミュラのテストのみが予定されている。1日目の朝の気温が低すぎることも影響したか、3月25日の2日目は、セッション3のスタート時刻が10時からに変更された。

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